【浜松市 空調設備工事】4馬力天井カセット形業務用エアコンの更新工事|省エネ性能と運用改善

①依頼背景

浜松市の運送会社にて、空調設備工事を実施しました。
今回は、4馬力天井カセット形(天カセ)エアコンの更新工事をご依頼いただきました。
既設機は年式が古く、冷媒がR-22の機種でした。現在でも運転は可能でしたが、万一停止した場合の復旧リスクや、部品供給の不安を考慮すると、故障前の計画更新が望ましいタイミングと判断され、入替工事を実施することになりました。

「止まってから考える」のではなく、「止まる前に手を打つ」――
業務用空調では、この判断が結果的にトラブルとコストの両方を抑えることにつながります。


②概要(場所・症状・設備)

【場所】 浜松市
【対象設備】 4馬力 天井カセット形エアコン
【既設機】 スーパーインバーター60(R-22冷媒)
【更新後】 エコジアス(現行機種)
【工事内容】 室内機・室外機ともに入替更新

外観上も室内機パネルの経年劣化が進んでおり、更新後は見た目の印象も大きく改善されました。


③診断

更新工事にあたり、以下の点を事前に確認しました。

  • 既設機の能力が現状の使用条件に対して適正か
  • 室内機・室外機の設置状況および配管取り回し
  • 更新後機器の納まりと施工手順

能力は既存と同等の4馬力で問題なく、既設配管の状態も良好だったため、大きな追加工事を伴わない形での更新が可能と判断しました。


④原因特定

今回は明確な故障箇所があるわけではなく、更新の主因は以下の2点です。

  • 冷媒がR-22であること
  • 機器年数が更新時期に入っていること

R-22機は、万一トラブルが発生した場合に
「修理対応が難しい」「部品が手配できない」「復旧まで時間がかかる」
といった事態になりやすく、業務を止められない現場では大きなリスクになります。


⑤更新方針

今回は修理ではなく、更新による根本対応を選択しました。

現行機種へ更新することで

  • 消費電力の低減
  • 将来的な部品供給の安心感
  • 安定した運転制御
    といったメリットが得られます。

私はこれまでメーカーサービスの現場で、同世代機の基板交換や制御不良対応も数多く経験してきました。
正直なところ、この年代の機器は直しても別の不具合が出やすいゾーンに入っており、「修理して延命」よりも「更新して安心を買う」ほうが合理的なケースが多いのが実情です。


⑥作業工程

  • 既設室内機・室外機の撤去準備
  • 配管・電源位置を確認しながら機器入替
  • 新機器据付後、外観・固定状態・配管接続を確認

更新工事は単純な付け替え作業ではありません。
設置条件によっては、わずかな位置ズレや固定不足が振動・異音・排水不良につながることもあります。
見えない部分こそ丁寧に確認し、将来のトラブルにつながらない形で仕上げています。

⑦結果確認

更新後、以下を確認して作業完了としています。

  • 室外機の据付状態および配管接続の健全性
  • 室内機パネルの納まりと外観状態
  • 試運転による運転確認

室内機パネルはフレッシュホワイトの新型となり、空間の印象も明るくなりました。
設備が更新されることで、利用される方の心理的な安心感も大きく変わると感じます。


⑧判断ポイント・CTA

今回のポイントは、R-22機は「壊れる前の更新」が最も安全で合理的という点です。

業務用空調は、
「止まってから修理」=「営業や業務に直結する損失」
につながるケースも少なくありません。

同様に、浜松市周辺で業務用・設備用空調の更新や入替をご検討中の方は、
現地状況を確認したうえで、修理継続が妥当か、更新が適切かも含めてご提案いたします。
同じ症状や設備更新でお困りの方は、お気軽にご相談ください。