天井カセットの水漏れと異音は何が原因か|5馬力機でドレンポンプとファンモータを交換して改善した事例【浜松市】
天井カセット形の業務用エアコンで、水漏れと異音が同時に出ている場合は注意が必要です。
水漏れだけ、異音だけと別々に見てしまうと、片側だけ直してもう片方の不具合が残ることがあります。今回のように、排水系と回転系を分けて切り分けることが大切です。
今回は浜松市にて、5馬力の天井カセット形空調機で「室内機から水が漏れる」「あわせて異音がする」とのご相談をいただきました。点検の結果、排水側ではドレンポンプ、回転側ではファンモータに不具合があり、どちらか一方だけではなく両方を整える必要がある状態でした。そこで、天井カセット室内機を分解し、ドレンポンプとファンモータを交換して改善した事例です。
①依頼背景
浜松市の現場にて、天井カセット形空調機の室内機から水が漏れる、さらに異音もしているとのことで点検をご依頼いただきました。
水漏れは天井材や床面への影響が出やすく、異音は回転系の劣化が進んでいるサインでもあります。そこで今回は、症状を分けて原因を切り分けながら、必要な部品交換まで含めて対応する方針としました。
②概要(場所・症状・対象設備)
【場所】浜松市
【症状】室内機からの水漏れ、運転時の異音
【対象設備】5馬力 天井カセット形 空調機
今回のポイントは、症状が一つではなかったことです。
水漏れは排水系、異音は回転系が関係していることが多く、片方だけを追っても復旧が中途半端になることがあります。現場では「何が同時に起きているのか」を整理することが重要です。
③診断
まずは水漏れの出方と、異音の発生状況を確認しました。
天井カセットの水漏れは、ドレンパンやドレンポンプなど排水系が起点になることが多く、異音はファンモータなど回転系の劣化が疑われます。今回も、症状を別々に見るのではなく、排水系と回転系の両方を前提に切り分けを進めました。
④原因特定
点検の結果、排水側ではドレンポンプ、回転側ではファンモータに不具合がある状態でした。
今回の不具合は、水漏れだけ、異音だけの単独症状ではなく、排水不良と回転系の劣化が重なっていたことが原因です。こうした複合症状では、片側だけ修理しても別症状が残るため、同時に整える判断が重要になります。
⑤修理方針
今回の方針は明確で、原因部品を交換して、排水と回転を同時に安定化させることです。
そのため、天井カセット室内機を分解し、ドレンパンを取り外して排水側へアクセスし、ドレンポンプを交換。あわせてファンモータも取り外して交換し、組み戻し後に通常運用へ戻す流れで進めました。
⑥作業工程
今回の作業は、概ね以下の流れで進めました。
・天井カセット室内機を分解
・ドレンパン取り外し
・ファンモータ取り外し
・ドレンポンプ交換
・ファンモータとファンロータ取り付け
・ドレンパン取り付け
・化粧パネル取り付け
このような症状では、分解して排水部と回転部の両方へ確実にアクセスすることが必要です。水漏れだけ見て終わる、異音だけ見て終わる、では不十分なケースでした。







⑦結果確認
部品交換と組み戻しを完了し、設備を通常運用へ戻せる状態に復旧しました。
今回のような「水漏れ+異音」は、出ている現象だけを追うと外しやすい不具合です。排水系と回転系をセットで整えることで、現場側の不安を残しにくい復旧になりました。
⑧判断ポイント・ご相談について
天井カセットの水漏れは排水系、異音は回転系の不具合が疑われることが多く、今回のように症状が複合している場合は片側だけ直しても不具合が残ることがあります。
「水漏れもするし、音もおかしい」「原因が一つではなさそう」という時こそ、現地で切り分けたうえで最短の復旧方法を組み立てることが大切です。
同様の症状でお困りの方は、京匠技研株式会社までご相談ください。

