浜松市 空調機修理|ダイキン製ビル用マルチエアコン UEエラーの修理実績|インバーター圧縮機絶縁不良による交換作業
① 依頼背景|突然の停止リスクと原因追究
浜松市の現場にて、空調機修理を実施。
今回は、ダイキン製ビル用マルチエアコンがUE異常で停止するとのご相談をいただきました。
現場では漏電ブレーカーが室外機側で作動する状態となっており、運転継続が困難な状況でした。
設備停止=利用者や業務への大きな影響につながるため、現象の再現・数値の把握・故障根本の特定を最優先にして点検を開始しました。
② 概要(場所・症状・設備)
場所:静岡県浜松市
症状:UE異常/室外機側で漏電ブレーカー作動
対象機器:ダイキン工業製 ビル用マルチエアコン(複数系統)
症状としては、「運転途中でブレーカーが落ちる」ため、運転の継続ができないという重大な状態でした。
③ 診断|漏電の発生と圧縮機の状態
現地にてマニホールドゲージを用いた圧力測定、絶縁抵抗測定・内部観察を行った結果、定速圧縮機の絶縁不良が確認されました。
漏電ブレーカーが作動する場合、圧縮機内部の絶縁低下や電気系統での漏洩が疑われ、特に圧縮機は最も可能性の高い要因として診断を進める必要があります。
④ 原因特定|圧縮機 絶縁不良
診断の結果、ブレーカーが作動した主因は、圧縮機の絶縁不良でした。電力が流れた際に圧縮機内部で外壁側へリークが発生し、漏電保護装置が作動したと判定しました。
この状態は、単なる運転異常ではなく、部品としての物理的劣化・内部損傷が疑われるため、圧縮機交換が適切な対応となります。
⑤ 修理方針|冷媒の確実な管理と交換作業
今回の修理方針は次の通りです:
- 冷媒の完全回収
- 圧縮機交換の実行
- 周辺部品(電磁接触器・制御基板)の交換
- 真空乾燥を確実に行う
特に冷媒回収は専用機器を用い、配管内に残留冷媒を残さないことを最優先としました。
また、圧縮機交換時には、電磁接触器および制御基板も合わせて交換し、再発リスクを低減する工程設計としました。
⑥ 作業工程
以下の手順に沿って修理を進めました:
- 室外機へのマニホールドゲージ取り付けおよび初期点検
- 冷媒回収装置による冷媒の確実な回収
- 既存の圧縮機取り外し
- 圧縮機用電磁接触器の交換
- 制御基板の交換
- 新圧縮機を配管へロウ付け溶接
- 真空ポンプによる真空乾燥(配管長に合わせて十分な時間確保)
- 冷媒充填・試運転チェック















⑦ 結果確認|安定した運転への回復
本修理後、試運転にて以下を確認しました:
- 圧縮機の運転が安定し、漏電ブレーカーの作動が解消
- 冷媒圧力が正常レンジで安定
- 全体の運転性能が復元
結果として、再発リスクを抑えた安定稼働へと復旧しました。
⑧ 判断ポイント|安全と再発防止を優先
漏電ブレーカーが作動する現象は、運転継続できないだけでなく “危険が潜在する状態” でもあります。
特に業務用空調では、冷媒系統・電気系統・圧縮機内部の絶縁状態が絡むため、安易な再投入や応急処置は避け、原因を明確化した上で修理判断をする姿勢が重要です。
⑨ 同様症状でお困りの方へ
次のようなケースでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください:
- 運転中にエラーで停止する
- 漏電ブレーカーが落ちる
- 冷媒圧力が安定しない
- 圧縮機周辺で異常を示す数値がある
原因の切り分けから、再発防止まで見据えた修理計画を立てて対応します。
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同様のUE異常・漏電現象・圧縮機故障でお困りの方は、浜松市を中心に迅速・確実な点検・修理対応を行っています。まずは現場の状態をお知らせください。

