浜松市 特別養護老人ホームの業務用エアコン修理の事例|U4異常による点検
浜松市内の施設様より、
30馬力の業務用ビル用マルチエアコンにて、運転中にU4(室内外伝送異常)が発生するとのご相談をいただきました。
ビル用マルチは、複数の室内機と室外機が連携して運転するため、
状況を正確に把握したうえで、確実な対応が求められる案件です。
ご依頼の概要(場所・症状・対象設備)
【場所】
・浜松市内 特別養護老人ホーム
【依頼内容】
・U4エラー(室内外伝送異常)が発生
・空調が正常に運転できない
【対象設備】
・業務用ビル用マルチエアコン
・30馬力クラス
調査・診断内容(一次診断)
現地にて、室外機側からビルマルチェッカーを使用し、
運転状態および制御系統の確認を行いました。
その結果、
単純な配線不良や通信線断線ではなく、
制御系統に異常な負荷がかかっている状態が確認されました。
詳細な測定を進めたところ、
インバータ圧縮機に絶縁不良が発生しており、
それに伴いノイズフィルター基板にも不具合が生じていることが判明しました。
この影響により、
室内機と室外機間の制御信号が正常に伝達されず、
U4エラーが発生していたと判断しています。
同様の症状でお困りの場合
ビル用マルチでU4などの伝送異常が発生した場合、
リセット操作や一時的な対応では改善しないケースが多くあります。
特に、
- 制御基板
- 圧縮機
- ノイズ対策部品
など、一部の異常が全体に影響する構成のため、
状況整理と適切な対応方針の判断が重要になります。
現地調査・作業の様子(写真)
以下は、今回実施した現地調査および作業の様子です。
施設運用に配慮しながら、必要最小限の停止時間で対応しています。
・ビルマルチェッカーによる診断
・制御基板状態の確認
・ノイズフィルター基板の交換作業
・インバータ圧縮機回路の絶縁処理
・運転復旧設定の実施


最近の機械は、圧縮機の結線を外しただけだとエラーで止まります。
機械に精通しているサービスマンでないとその場で動かすことはできません。

修理内容
調査結果を踏まえ、
後日ノイズフィルター基板も交換を実施しました。
また、インバータ圧縮機の絶縁不良については、
現状の設備条件と運用状況を考慮し、
片肺運転による応急的な運転復旧措置を行っています。
なお、近年のビル用マルチでは、
単に圧縮機を切り離すだけではエラーが解除されない機種も多く、
制御仕様を理解した対応が必要な作業となりました。
浜松市でU4伝送異常が発生した場合の判断ポイント
・U4などの伝送異常が出る
・複数室内機が同時に停止する
・運転が不安定になる
このような症状がある場合、
単純な部品交換では解決しないことがあります。
京匠技研株式会社では、
設備の状態・使用年数・運用条件を踏まえ、
現実的で無理のない対応方針を整理したうえでご提案しています。
ご相談・現地調査について
浜松市周辺で、
業務用エアコンのエラー停止や運転不良でお困りの場合は、
現状整理から対応可能です。
修理・更新の判断についても、
設備の状況を踏まえたうえで、
無理のない選択肢をご案内しています。
ビル用マルチエアコンは、室外機に対して室内機が10台近く繋がっているため状況把握にはチェッカーが必須になります。
ダイキン工業製のエアコンについては経験豊富なプロフェッショナルですので、異常箇所も一つ一つ探して確実に突き止めていきます。

