浜松市の店舗エアコン点検 室内機より煙?と異音|緊急点検事例
浜松市内のお客様より、
「パキパキ・ペキペキと音がした」「吹出し口より煙のようなものが出た」
とのご連絡をいただき、緊急で現地点検に伺いました。火災につながる可能性がある事象については、最優先で走るようにしています。
今回の事例は、点検時点では煙も異音も再現せず運転自体は可能な状態でしたが、万一を潰すために「あり得る原因」を一つずつ潰し込み、最後に現実的な推測を立ててお客様へ説明したケースです。
ご依頼の概要(場所・症状・対象設備)
【場所】
浜松市 ペットショップ店内空調
【依頼内容(症状)】
・パキパキ/ペキペキと音がした
・吹出し口より煙のようなものが出た
【対象設備】
・ダイキン ビル用マルチ(天カセ)
・室内機:FXYFP160M
調査・診断内容(緊急点検)
現地到着時、対象室内機は運転しており、点検時点では煙や異音は確認できませんでした。
それでも「音・煙」という連絡内容から、破損やショート等を前提に、室内機を一つ一つチェックしました。
・室内機内部の部品を細かく確認(破損の有無)
・ファンローター部、ベルマウス等の確認(異常なし)
・室内機 制御基板/電源基板の確認(ショート痕・焦げ等なし)
※このタイプは基板が縦型に収納されているタイプ
・昇降グリルタイプのパネルのため、昇降グリル用基板も確認(異常なし)
ここまで確認して、破損部位なし、ショート等の煙につながる要素も見当たりませんでした。

今回依頼があった対象の室内機です。




推測される原因(現場での組み立て)
点検の中で気になったのは、全体的に汚れが目立ち、フィルターも詰まっていた点です。
この状態だと、室内機熱交換器で冷媒温度が徐々に下がり、凍結→解氷のタイミングで、
・ペキペキ音(氷の剥離・膨張収縮に近い挙動)
・同時に水蒸気が吹出し口から出る(煙のように見える)
という現象が起こり得ます。今回もこのパターンが最も整合すると推測しました。
暖房時のデフロスト(除霜運転)で室外機に起きる現象としてはよくありますが、室内機でもまれに起こることがあります。
お客様への説明と所感
一つ一つ確認した上で、火災につながる心配がないことをお客様へ説明しました。
なにかあってからでは遅いので、こうした緊急時にすぐ対応することは当たり前に行います。
なお、室内機で火災につながる出来事は、私自身20年この仕事をしてきて一度もありません。
室外機についてはリコール絡みで、燃えた事例を一度確認したことがあります。
安心して空調設備をお使いいただくために、私にできることは全力で注いでいくのが使命です。

