浜松市の老人ホームにて 大型給気ファン異音による軸受ベアリング交換
①依頼背景
浜松市内の老人ホームにて、屋上設置の大型給気ファンから運転中に異音がするとのことで、点検・修理のご依頼をいただきました。
給気設備は止まると居室環境に影響が出やすく、しかも屋上作業は安全面のリスクも高い。現地の状況を整理し、「どこが鳴っているか」から確実に切り分けて、最短で復旧させる方針で対応しました。
②概要(場所・症状・設備)
【場所】 浜松市内 老人ホーム(屋上)
【対象設備】 テラル製 給気ファン
【症状】 運転中の異音
【対応】 軸受ベアリング交換(ピローブロック)/芯出し調整/グリスアップ/試運転確認
③診断
現地で一次診断を行い、異音の発生源を確認。
結果として、反プーリー側のピローブロック(軸受)ベアリング不良を特定しました。
給気系統は運転条件や負荷の掛かり方によって、軸受が傷みやすいケースがあります。今回はその傾向が顕著で、早期に手を打たないと軸やプーリー側まで損傷が及ぶ可能性がありました。
④原因特定
原因は、軸受ベアリングの劣化・損傷による異音です。
この状態で運転を継続すると、異音増大 → 発熱 → 焼付き → 停止、という流れに入りやすく、施設運用に直撃します。今回は軸受交換が最も合理的と判断しました。
⑤修理方針
- 不良が確認できたピローブロック型軸受のベアリング交換を実施
- 組付け後に必ず芯出し調整を行い、偏摩耗・再発を抑える
- 仕上げとしてグリスアップと試運転での正常確認まで実施
回転機器は「部品交換」よりも、芯出し・当たり・締結精度で寿命が決まります。今回は再発させないことを最優先にしました。
⑥作業工程
- 安全確保(屋上作業動線・落下防止・電源遮断)
- ピローブロック分解・状態確認
- 錆固着したボルトの切断(無理なこじりは軸を傷めるため手順厳守)
- ギアプーラー・専用工具で軸受を抜き取り
- 軸・当たり面の清掃と状態確認
- 新品ベアリング組付け
- 芯出し調整(回転バランス・偏りを抑制)
- グリスアップ
- 試運転・異音/振動/温度の最終確認
外した部品は劣化が進み原型を留めない状態で、抜き取りには時間を要しましたが、焦らず段取り優先で確実に作業を進めています。
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修理作業の様子











⑦結果確認
交換・調整後に試運転を実施し、異音が解消し正常運転に復旧していることを確認して作業完了としました。
施設側からも「気になっていた音が止まり、安心して運用できる」との評価をいただいています。
⑧判断ポイント
給気ファンの異音は、放置すると軸・プーリー・モータ側の損傷に波及し、復旧コストと停止時間が一気に増えます。
「回っているから大丈夫」ではなく、早期の切り分けと軸受交換が結果的に最も安く、早く収まるケースが多いのが実情です。
浜松市周辺で、給気ファンや空調設備の
- 異音
- 振動
- 回転が不安定
- 運用上止められない設備トラブル
でお困りの方は、現地状況を整理し、原因の切り分けから最適な修理方法までご提案します。
同様の症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
給気ファンや業務用空調機の異音・不具合・修理判断でお困りの場合は、
現地状況をもとに対応方法を整理しています。

