【浜松市|設備用エアコン修理】ダイキン A6エラー50馬力床置き形 空調機ファンモーター取外・設置工事

①依頼背景

浜松市内の工場にて、設備用エアコンが停止し運転できない状態となったため、点検のご依頼をいただきました。
対象設備はダイキン製50馬力の床置き形設備用エアコンで、工場全体の空調を担う重要設備です。
停止が長引くと業務や作業環境に大きな影響が出るため、早急な原因特定と復旧対応が求められる状況でした。


②概要(場所・症状・設備)

【場所】 浜松市内 工場機械室
【対象設備】 ダイキン製 設備用エアコン 50馬力 床置き形
【異常内容】 A6異常(ファンモーター異常)表示・送風停止
【対応内容】 ファンモーター交換/プーリー交換/Vベルト交換/制御系点検/試運転確認


③診断

現地到着後、制御盤および機内を開放し、エラー履歴・送風系駆動部・電気系統を総合的に点検しました。
A6異常は送風系統の異常を示すエラーであり、ファンモーター本体、ベルト駆動部、制御回路のいずれかに不具合がある可能性があります。
点検の結果、ファンモーターの動作不良と、駆動系部品の摩耗が確認され、送風系統全体の部品更新が必要と判断しました。


④原因特定

原因は、送風用ファンモーターの劣化による回転不良に加え、
プーリーの摩耗およびVベルトの劣化による負荷増大が重なっていたことです。

モーターのみ交換しても、摩耗したプーリーやベルトをそのまま使用すれば再発リスクが高く、
結果的に再停止につながる可能性があるため、駆動系一式の同時交換が必要な状態でした。


⑤修理方針

今回の修理方針は以下の通りとしました。

  • ファンモーター本体の新品交換
  • 摩耗が進行していたプーリーの交換
  • Vベルト新品交換および張力調整
  • 制御基板および電子膨張弁駆動部・サーミスタの交換
  • 組付け後の芯出し調整と試運転確認

設備用エアコンは送風系が安定しなければ冷却性能も維持できないため、
部分修理ではなく系統全体の健全化を重視した修理方針としています。


⑥作業工程

  1. 電源遮断・ロックアウト実施、機内養生
  2. 制御盤および駆動部の最終確認
  3. ファンモーターが重量物のため、ビシャモンを使用して安全に吊り上げ・位置調整
  4. 旧ファンモーター取り外し、据付架台および芯位置確認
  5. 摩耗していたプーリーを新品へ交換
  6. Vベルト新品交換、芯出し調整および張力調整
  7. 新品ファンモーター据付・固定
  8. 電装品交換、配線復旧、端子締結状態確認
  9. 試運転前の電圧・電流測定
  10. 試運転実施(振動・異音・送風量・電流値確認)

設備用エアコンのファンモーターは想像以上に重量があり、
無理な人力作業は事故や芯ズレの原因となるため、必ず昇降機器を使用して確実な据付を行っています。

⑦結果確認

部品交換および調整完了後、試運転を実施。
送風は安定し、A6異常の再発もなく、振動や異音も発生しないことを確認しました。

あわせて運転時の電流値も確認し、モーター負荷が適正範囲であることを確認したうえで復旧完了としています。
重量物交換を伴う作業でしたが、安全管理を徹底し、確実な据付と再発防止を重視した修理対応となりました。


⑧判断ポイント・CTA

設備用エアコンのA6異常は、制御トラブルではなく、送風機械系の劣化が進行しているサインであるケースが多くあります。

  • エラーが頻発する
  • 送風音が大きくなった
  • 起動時に振動が出る
  • ベルト鳴きが発生している

このような症状がある場合、モーター単体ではなく駆動系全体の点検が重要です。
浜松市周辺で設備用エアコン・業務用空調の修理でお困りの方は、現地状況に応じた最適な修理方法をご提案します。
同様の症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。