過去を振り返って思うこと
この空調業界に入って早20年が経ちました。
元々ダイキンに入社し修理部隊のサービス部として色んな企業を担当いたしました。
始めの数年ほどは多店舗と呼ばれるいわゆる飲食チェーン店を主に見ておりました。
名古屋のスシローや大手焼肉店や薬局、その他オフィス街のビル空調も見ておりました。
毎晩のように閉店後作業で修理していた記憶があります。
そのあとトヨタ自動車、豊田自動織機、愛知製鋼、東レ各工場、住友軽金属工業をメインに担当しました。
今思えば激務でとてつもなく大変で日々のプレッシャーがすごかったです。
ハニードライという機械がダイキンにはあるのですが、とある工場の塗装ブースに設置してあり
その室外機であるチラーが故障した時のことです。
朝8時に営業担当より電話があり緊急で今すぐに走ってくれとのことでした。
現場へ伺うとすでにただならぬ雰囲気で、開口一番に
「この機械が直らないと数十億の損害が出るから必ず今日中に直してくれ」と。
屋上のチラーを点検している際もスーツ姿のお偉いさんが10人ほど私の後ろを囲んで皆が腕組んでじっと見つめておりました。
こんなに重苦しい雰囲気で機械を見たことはありません。
ただ、これが相当に難しい診断でした。
診断ミスなど絶対に許されない状況でこれが悪いと判断し部品を赤帽で手配、部品交換しその日に直しました。
今思えば、運が良かったのか味方したのかなと。
今同じ状況に立ってもあの故障診断は難しいと思います。
色んな経験をしてきたなとつくづく思います。
食品工場も何ヶ所も見ており緊急で夜中に直すこともありました。
自分の持てる技術が今こうやって色んな企業やお客様のためになっていると思うと、
日々頑張ってきてよかったと心から思います。
空調の修理は緊急を伴うことが多いため責任の重たい仕事ですが、その分社会に貢献できているのではないでしょうか。
今は浜松でプロとして会社の代表として動いております。
末永くお付き合いできる企業様、まだ数社ほどでしたら対応できるかと思います。
私は親身に顧客と向き合います、何かあれば必ず出向きます。
リピート率はほぼ100%ではないでしょうか。
私が顧客側なら迷わず私と付き合います。
絶対的な自信がありますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。