器の大きい人とは
一見穏やかで物静かに見えても人の上に立って先陣を切る人がいる。
派手さはないし大きな声を出すわけでもない。
けれど、いざという時には必ず頼られ気づけば周りが自然と一目置いている。
こういう人は、表に出さなくても腹の底に揺るがない芯を持っている。
ちょっとやそっとでは崩れない強い核のようなもの。
器の差は、力や才能の差よりよっぽど大きい。
普段穏やかで何を言っても笑って受け流すし相手の未熟さにも腹を立てない。
周りからは優しい人、度量のある人と思われる。
ただ、勘違いしてはいけないのは、この優しさに限度がないわけではないということ。
むしろはっきりとした基準を持っている。
そして、その基準を超えた瞬間、相手との関係を静かに終える。
大声で怒鳴らないし感情をぶつけることもしない。
ただ淡々と、落ち着いたまま関係を切る方向に動き出す。
決めたら迷わないという姿勢こそが器の大きい人の特徴である。
感情で動かない。ただ、一度失った信用は二度と戻らない。
裏を返せば、普段は優しくても超えてはいけない領域がちゃんとあるということ。
そこを踏み越えた瞬間、相手はもう過去の存在となる。
気を付けるべきことは、この一線がどこにあるのか見誤らないこと。
器の大きい人は、些細なことで怒らないだけで、
本当に大切な価値観を傷つけられた時の反応は、静かで、そして決定的である。
表向きは穏やかでも芯は鋼のように固い。
その強さを甘く見てはならない。
これこそリーダーシップに必要な要素ではないだろうか。
続きは次回…
