【浜松市】5馬力業務用エアコン修理|圧縮機絶縁不良で漏電ブレーカー落ち → インバーター圧縮機交換にて症状改善
①依頼背景
浜松市内の現場で、業務用エアコン修理を実施。(5馬力・天吊型)
今回は、運転中にブレーカーが頻繁に落ちるというトラブルが発生しました。
現場は店舗・事務所等の施設で、空調停止が業務に影響するため、原因の特定と確実な修理対応が求められました。
②概要(場所・症状・設備)
【場所】 浜松市
【対象設備】 ダイキン工業製 5馬力 業務用エアコン(スカイエア RZYP140K/室内機天吊型)
【不具合症状】 ブレーカーが落ちる/冷暖房運転が継続できない
【作業内容】 圧縮機絶縁不良の診断 → インバーター圧縮機交換
空調機は店舗・事務所内で日常的に使用される設備で、故障が営業に直結する重要機器でした。
③診断
現地で状況確認を行った結果、圧縮機の絶縁不良が原因で漏電ブレーカーが動作していることが判明しました。
絶縁不良は、電気系統の劣化・部品損傷が原因となるトラブルであり、放置すると安全装置が頻繁に作動するだけでなく、火災のリスクにもつながる可能性があります。
④原因特定
圧縮機内部の絶縁抵抗低下が確認され、これにより漏電保護が作動してブレーカーが落ちる状態となっていました。
さらに、絶縁不良が進行すると圧縮機内部の温度上昇や摩耗により冷凍機油が劣化し、スラッジの発生や電子膨張弁・冷媒フィルタの詰まりなど、冷媒循環系にも悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため今回は、単なる電気トラブルとしてではなく、冷媒系統への影響も含めた根本対応として圧縮機交換を実施しました。
⑤修理方針
今回の修理方針としては、インバーター圧縮機の交換で対応しました。
圧縮機は空調機の心臓部ともいえる主要部品で、絶縁不良の場合は部分修理や延命処置よりも確実な交換による根本対策が優先されます。
⑥作業工程
以下の工程に沿って修理を実施しました:
- 電源遮断・機器安全停止
- 冷媒回収と適正保管
- 圧縮機取外し/新規インバーター圧縮機準備
- 防振材巻き・据付固定
- 真空引き・ガス充填
- 試運転・運転データ確認
圧縮機取外しでは、防振ゴムやスプリング構造部の脱着があり、取り回しには細心の注意を要しました。





この後圧縮機に防音材を巻いて側板を付けて、真空乾燥。
⑦結果確認
交換後は、ブレーカーが落ちることなく安定運転が確認できました。
試運転時に周波数変動や電流値をモニタリングし、問題なく連続運転が可能な状態に復旧しています。
⑧判断ポイント
この事例では、圧縮機の電気的トラブルが原因で運転停止していたため、部品交換による根本解決が最適な対応でした。
「効きが悪い」「落ちる・止まる」といった症状は、冷媒系だけでなく電気系統から発生するケースもあるため、現地診断が重要です。
浜松市周辺で空調設備のトラブル・修理・更新・保守を検討中の方は、現地での丁寧な診断から最適な対応策までご提案いたします。お気軽にご相談ください。

