【浜松市 空調機修理】ガス漏れによる窒素加圧気密検査と漏れ箇所特定の手順

① 依頼背景

浜松市の現場にて、ダイキン製ビル用マルチ空調機のガス漏れの疑い(残圧はあるが異常が出る)にて、原因箇所の特定を目的とした窒素加圧気密検査のご依頼をいただきました。
ガス漏れは性能低下や運転不安定につながるため、漏れ箇所の正確な探索と検証が必要です。

【場所】静岡県浜松市
【症状】冷媒漏れの疑い/運転時U0エラー
【対象設備】ダイキン工業製 ビル用マルチ空調機
本件は冷媒残圧がある状態での検査で、窒素を用いた加圧試験による漏れ探索が中心となりました。

③ 初期対応(冷媒回収と安全確保)

作業はまず、残圧のある冷媒を回収することから開始しました。
冷媒が残った状態で加圧検査を行うと精度や安全性に影響するため、確実に回収してから検査態勢を整えています。

④ 検査アプローチ(窒素加圧気密検査)

回収後、窒素ガスにより配管系統全体を加圧気密検査しました。
この検査では、ガス管・液管・均油管・室外機2か所の計5か所に圧力計を設置して同時観測することで、圧力の変化や低下が起きる箇所を絞り込みます。

⑤ 漏れ箇所の探索

窒素加圧試験の過程で、室外機側配管部での圧力降下を確認しました。
さらに詳細点検を進めると、熱交換器下部に油漏れと「シューシュー」という微小な音を確認。これらは漏れが実際に発生している兆候として確度が高いと判断しました。

⑥ 修理方針

本検査では、まず漏れ箇所の特定精度を上げるための窒素加圧検査が優先されています。
漏れ箇所が判明したため、次工程として熱交換器の交換対応を計画し、実作業へと移行する準備を進めました。

⑦ 結果確認

窒素加圧気密検査により、漏れ箇所と考えられる配管部・熱交換器部での圧力降下および油漏れ・音の兆候が確認できました。
この結果をもって、部位交換による修理へ進む判断材料として十分な情報を得たと評価しています。

⑧ 判断ポイント

ガス漏れに対する窒素加圧気密検査は、残圧がある場合でも精密に漏れ箇所を探索する手法です。
複数の圧力計を同時計測して動的に比較することや、漏れ兆候(油漏れ・音など)との総合判断がポイントとなります。
同様のガス漏れ調査や漏れ箇所探索でお困りの方は、現場ごとの最適な検査と対応計画をお手伝いしますので、お気軽にご相談ください。