ダイキン工業 業務用エアコン エラーコード表|表示が出た時にまず確認したいこと

ダイキン工業製 代表的エラーコード早見表

ダイキンの業務用エアコンでエラーコードが表示されると、
「今すぐ止まるのか」
「何が悪いのか」
「再起動していいのか」
「どこへ連絡すればいいのか」
と、一気に不安になる方も多いと思います。

特に工場、介護施設、医療施設、店舗、商業施設などでは、空調の不具合がそのまま業務や利用者環境に影響することも珍しくありません。
風が出ない、冷えない、暖まらない、一部だけ止まる、運転が不安定になる――そうした症状に加えてエラー表示が出ると、現場はどうしても慌ただしくなります。

ただ、エラーコードは故障箇所をその場で断定するための答えではなく、あくまで異常の方向性を示すサインです。
実際、今のページでも「コードは“答え”ではなく“ヒント”」という整理で、表示コード・発生タイミング・冷暖房の別を押さえることが重要とされています。

この記事では、代表的なエラーコード表はそのまま活かしながら、
エラー表示が出た時にまず確認したいこと
自己判断で進めすぎない方がよい理由
修理依頼時に伝えると復旧が早くなる情報
を、管理者・施設担当者向けに分かりやすくまとめます。

ダイキン業務用エアコンの代表的エラーコード早見表

室内ユニット関連

ダイキンエアコンの故障に対応するエラーコードをまとめてます。

(※原因は“代表例”です。現場条件・機種で変動します)

エラーコードエラー内容原因の主な代表例
A0冷媒漏洩センサー作動・外部保護装置作動室内機基板不良・冷媒漏れの可能性、センサーの誤作動。
A1室内基板マイコン異常室内機基板不良、電気配線の問題。
A3ドレン異常ドレン詰まり、ドレンポンプ不良、フロートスイッチ作動・断線。
A6室内ファンモーター異常ファンモーターの回転不良、室内ファンモータ不良。
A7スイングモーター異常水平羽根の動作不良、スイングモータ不良(冷暖運転は可能)
A9室内電子膨張弁コイル異常電子膨張弁の作動不良、コイルの断線。
AFドレン異常停止時ドレン水位上昇。ドレン系不良。難易度高め。
AJ室内基板能力設定異常室内基板不良、能力設定アダプタ付け忘れ。
C4室内熱交液管サーミスタ異常室内熱交液管サーミスタ不良、断線、または短絡。
C5室内熱交ガス管サーミスタ異常室内熱交ガス管サーミスタ不良、断線、または短絡。
C9吸込み空気サーミスタ異常室内吸込みサーミスタ不良、温度センサユニット不良
CA吹出し空気サーミスタ異常室内吹き出しサーミスタ不良
CE人検知・床温度センサー異常人検知センサー不良、床温度センサー不良、室内基板不良
CJリモコンサーミスタ異常リモコン不良
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室外ユニット関連

(※室外機側は難易度が上がりやすい領域です)

エラーコードエラー内容原因の主な代表例
E0室外機保護装置作動室外機内部一括保護装置が作動、圧縮機の異常他。
E1室外基板異常室外基板不良、内外連絡線の接続不良。
E2漏電検知電流センサー不良、圧縮機不良、室外機版不良他。
E3高圧圧力異常熱交換器の汚れ、冷房時室外ファン不良他。
E4低圧圧力異常低圧センサ不良、ガス漏れ、室外基板不良、閉鎖弁開け忘れ他。
E5インバータ圧縮機ロックインバータ圧縮機不良、インバータ基板不良他。
E6定速圧縮機ロック・圧縮機損傷異常インバータ・定速圧縮機不良(機種によって内容異なるため注意)
E7室外ファンモータ過電流・ロックファンモータ不良・基板不良他。
E9電子膨張弁コイル異常電子膨張弁コイル不良、コネクタ抜け・断線、基板不良。
F3吐出管温度上昇ガス欠、圧縮機の過負荷、冷媒系統詰まり他。
F4湿り警報室外側サーミスタ・圧力センサ不良、室内電動弁コイル不良他。
F6冷媒過充填冷媒過充填、外気・熱交・液管サーミスタ外れ他
H3ハーネス異常(制御ーINV間)ビルマル機制御基板・インバータ基板不良
H7室外ファン基板異常ファンモータ不良、ファンドライバ基板不良。
H9外気サーミスタ異常外気サーミスタ不良、室外基板不良。
J3吐出管サーミスタ異常吐出管サーミスタ不良、電子膨張弁不良他。
J5アキュームレータ入口サーミスタ異常アキュームレータサーミスタ不良、基板不良
J6ディアイサ(熱交サーミスタ)異常ディアイサ不良、熱交サーミスタ不良他
J7過冷却熱交液管サーミスタ異常過冷却熱交液管サーミスタ不良他
J8熱交液管サーミスタ異常熱交液管サーミスタ不良他
J9熱交ガス管サーミスタ異常熱交ガス管サーミスタ不良他
JA高圧圧力センサ異常高圧圧力センサ不良他
JC低圧圧力センサ異常低圧圧力センサ不良他
L1インバータ基板異常インバータ基板不良、圧縮機不良他
L4放熱フィン温度異常インバータ基板不良、ガス欠他
L5インバータ圧縮機瞬時過電流インバータ圧縮機不良他 難易度MAX
L8インバータ圧縮機過電流インバータ圧縮機不良他
L9インバータ圧縮機起動不良インバータ圧縮機不良他
LC制御ーインバータ間伝送異常インバータ圧縮機不良、基板不良他
P1電源電圧不平衡電源欠相、供給電圧アンバランス、基板不良他
PJインバータ・ファン組み合わせ異常基板不良他
U0ガス欠異常ガス欠、冷媒系統詰まり、他多数 難易度MAX
U1逆相・欠相電源欠相、逆相、室外基板不良他
U3チェック運転未実施チェック運転未実施
U4室内ー外伝送異常配線不良、基板不良他多数 難易度MAX
U5リモコンー室内ユニット間伝送異常基板不良、リモコン不良、配線不良他
U7室外ユニット間伝送異常基板不良、外部制御アダプタ接続ミス他多数 難易度高め
U9他室内機・室外機異常他室内ユニット伝送異常 難易度MAX
UE室内ー集中機器伝送異常故障原因多数 難易度MAX

エラーコードは「答え」ではなく「異常のサイン」

エラーコードが表示されると、どうしても「このコードなら原因はこれ」と考えたくなります。
しかし実際には、同じコードでも、機種、年式、設置環境、運転条件によって状況は変わります。

今のページでも、エラーコードは「故障箇所を一発で断定する答えではなく、切り分けを早めるヒント」と整理されています。さらに、いつ出たか(起動直後か、運転中か、停止時か)冷房か暖房かを押さえることが重要だと案内されています。

つまり、表示コードを見ること自体は大切ですが、
コードだけで判断を決め切らないこと
が重要です。

特に、エラーが一度消えた、再起動で一時的に動いた、別の時間帯では症状が軽い、という場合でも、内部で不具合が進行していることがあります。
そのため、「一回動いたから様子見でいい」と決めてしまうより、まずは状況を整理する方が結果的に早いこともあります。

エラー表示が出た時に、まず確認したいこと

エラーコードが出た時に、最初から難しく考える必要はありません。
まずは、管理者側で把握できる情報を整理するだけでも、その後の対応がかなり変わります。

1. エラーコードを控える

まずは、表示されているコードを控えます。
写真で残すのがいちばん確実です。

今のページでも、初動確認の最初は「エラーコードを控える(写真が一番確実)」と整理されています。

2. いつ出たかを確認する

起動直後なのか、運転中なのか、停止時なのか。
この違いはかなり大きいです。

同じエラー表示でも、

  • 電源投入直後に出るのか
  • しばらく動いてから出るのか
  • 冷房時だけか暖房時だけか
    で見え方は変わります。

3. 冷房か暖房かを確認する

冷房運転中なのか、暖房運転中なのかも重要です。
現場では「暖房の時だけ止まる」「冷房で負荷が上がると出る」といったケースもあります。

4. 何台中何台に出ているかを確認する

1台だけなのか、複数台なのか、全体なのか、一部だけなのか。
施設や店舗では、同じ系統にぶら下がる複数の室内機のうち、一部だけに表示が出る場合もあります。

5. 直前に工事や停電がなかったか確認する

今のページでも、修理依頼時に「直近の工事・停電・落雷・電気工事の有無」を伝えると段取りが変わると案内されています。

エラーが出た前後で、

  • 停電
  • 電気工事
  • 落雷
  • 近くの設備工事
    などがなかったかも確認しておくと役立ちます。

むやみに再起動しない方がいいケースもある

エラー表示が出た時、まず再起動を試したくなるのは自然です。
実際、一時的に復帰することもあります。

ただ、今のページでも「再起動を連発しない」と明記されており、特に圧縮機系統は症状を悪化させることがあると案内されています。さらに、欠相・逆相が疑われる場合は、むやみに再起動しないよう注意喚起されています。

つまり、
再起動そのものが必ず悪いわけではないが、何度も連続で繰り返さない方がいい
ということです。

特に、

  • すぐ再停止する
  • 異音がする
  • 焦げたような臭いがある
  • 以前から効きが悪かった
  • 一部だけ止まるのを繰り返していた
    といった場合は、自己判断で深追いしない方が安全です。

エラーコードが出た時によくある勘違い

エラー表示が出た時、現場では次のような勘違いが起こりがちです。

一度消えたから直った

これはかなり多いです。
表示が消えて運転が再開すると安心してしまいますが、原因が解消したとは限りません。

コードだけ見れば原因が分かる

エラーコードは方向性を示すものですが、それだけで完全に断定できるわけではありません。
今のページでも、同じコードでも機種・年式・現場条件で原因が変わると案内されています。

とりあえず動けば問題ない

一時復旧しても、再発するケースはあります。
特に停止時間を減らしたい現場ほど、表面的な復旧だけで終わらせない方が結果として有利です。

エラーが出ていない時は相談しにくい

実際には、エラー表示が出ている時の写真、発生状況、運転条件が残っている方が、相談はしやすくなります。
「今は消えているけど、こういう表示が出た」という情報でも十分役立ちます。

修理依頼時に伝えると復旧が早くなる情報

今のページでも、修理依頼時に最初に伝えると段取りが変わる情報として、

  • 機器種別(パッケージ/ビルマル等)
  • 型式
  • エラーコード
  • 発生状況
  • いつからか
  • 直近の工事・停電・落雷・電気工事の有無
    が挙げられています。

この考え方はかなり重要です。
実際に連絡する時は、次の情報があると話が早くなります。

  • 機器の種類(パッケージエアコン、ビル用マルチなど)
  • 分かる範囲の型式
  • 表示されたエラーコード
  • 冷房か暖房か
  • いつ出たか
  • 何台中何台か
  • 異音、水漏れ、効き不良の有無
  • 最近の停電や工事の有無

この程度を整理して伝えるだけでも、現場到着後の確認がスムーズになりやすいです。

「L」「U」が付くエラーは慎重に見た方がよい

今のページでも、L系・U系は難易度が上がりやすいと整理されており、室外機側のエラーは総じて難易度が高く、特に伝送異常は知識と経験がないと沼に入りやすいと案内されています。

ここでは深い診断の話まではしませんが、管理者目線で言えば、
L系・U系が出ている時は、軽く見ない方がいい
という認識で十分です。

一度表示されたあとに消えた場合でも、

  • 何度も再発する
  • 一部の系統だけ不安定
  • 集中管理や複数台構成で問題が出ている
    といった時は、早めに相談した方が結果的に停止時間を抑えやすくなります。

エラーコード表は「困った時の入口」として使うのが正解

エラーコード表は便利です。
実際に、今のページが読まれている理由の一つも、代表コードがすぐ見られることにあります。

ただし、本当に大事なのは、
コードを見て自分だけで解決しようとすることではなく、
状況を整理して、必要なら早めに相談へつなげることです。

特に業務用空調は、家庭用と違って、

  • 複数台連動
  • ビル用マルチ構成
  • 店舗や施設の運営への影響
  • 営業停止や利用者負担
    など、止まった時の影響が大きいことがあります。

だからこそ、エラーコード表は、
「不安を整理するための入口」
として使うのが一番実務的です。

同様のエラーコードでお困りの方へ

ダイキンの業務用エアコンでエラーコードが表示された時は、まず落ち着いて、
表示コード
発生タイミング
冷房か暖房か
何台中何台か
を整理することが大切です。今のページでも、この整理が復旧までの時間を大きく左右すると案内されています。

そのうえで、

  • 再起動してもすぐ止まる
  • L系、U系の表示が出ている
  • 一部だけ止まる
  • 異音、水漏れ、効き不良を伴う
  • 工場、介護施設、店舗などで早期復旧が必要

こうした場合は、早めに状況を共有いただく方が対応しやすくなります。

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