トレーダーの教訓

私は昔からFXが好きで、最近は株もよく触る。
チャートを見て検証することが好きで、一日中見ていても苦にならない。
それくらい、ローソク足を見ている。

そんな自分にとって、いわばバイブルのような本がある。

オリバー・ベレス『デイトレード』。

読み返すたびに、学ぶことがある。
テクニックの本というより、トレーダーとしての“姿勢”を整えてくれる本だと思っている。

この本の中に、トレーダーとしての教訓がまとめられている。
どれも相場だけに限らず、仕事や人生にもそのまま通用する。


  1. 転んでも、起き上がる過程で学べるなら問題ない。
     勝ち負けよりも、検証の質が次を決める。
  2. 他人がどう感じているか(苦痛か強欲か)を常に認識する。
     相場は自分一人では動かない。群衆心理の反応を見る。
  3. 今日状況が悪くても、明日改善する機会はある。
     一度の失敗で終わりではない。引きずらない姿勢が武器になる。
  4. 自分の行動の根拠を認識する。感情で動かない。
     恐怖や欲望での売買は、たいてい再現性がない。
  5. 物事を真剣に考えすぎない。
     深刻になるほど視野は狭くなる。冷静さは技術だ。
  6. 勝ち目のある戦だけ戦え。
     チャンスは常にある。勝てる形だけを取りにいく。
  7. 人生は支配するものではなく、仲良くするもの。
     相場も同じ。ねじ伏せようとすると、こちらが折れる。
  8. 損失は必ずしも貧しさをもたらさない。大事なのは賢明に負けること。
     負け方が上手い人ほど、生き残る。

相場は勝てば気分がいい。
だが、本当に大事なのは「勝ち続ける」ではなく、
「崩れずに続けられる」ことだと思っている。

だからこそ、こういう教訓は効く。
トレードの場面だけではなく、
仕事の判断、人生の選択でも、同じように当てはまる。

自分はこの本を何度読んだか分からない。
興味がある方は、一度手に取ってみてもいいと思う。
派手さはない。
だが、静かに効いてくる本だ。