浜松市で業務用エアコン修理|特別養護老人ホームで「夏に冷えない」原因を切り分け、室外熱交換器2台を修理
①依頼背景|「夏になると冷えない」を放置できない現場
浜松市の特別養護老人ホームより、
**「夏場になると業務用エアコンの効きが明らかに落ちる」**とのご相談をいただきました。
介護施設では、
空調不良=利用者さまの体調リスクに直結します。
「一時的に動いているから様子を見る」という判断は取れません。
毎年同じ症状を繰り返しているとのことで、
場当たり的なガス補充ではなく、原因を確定させたうえで修理することを前提に現地対応を行いました。
②ご依頼の概要(場所・症状・対象設備)
【場所】
・浜松市 特別養護老人ホーム
【依頼内容】
・夏場になると空調機が冷えない
・だましだまし使っていたが、だんだん利かなくなってきたため見てほしい
【対象設備】
・35馬力 室外機3台連結 ビル用マルチエアコン(ダイキン製)
・設置場所:施設屋上【場所】
冷えない原因は一つとは限らず、
冷媒系統・熱交換・運転条件を含めた切り分けが必要なケースです。
③調査・診断内容(一次診断)
冷房不良の典型的な失敗は、原因が明確でないままの冷媒補充です。
この手法は一時的な改善につながっても、再発リスクが高く、抜本的な解決にはなりません。
そこで本件では、まず以下を現地で確認しました:
- 冷媒圧・電流値・運転状況
- 窒素加圧によるガス漏れ検査
これらの診断の結果、室外熱交換器2台から冷媒漏れの兆候が明確に認められました。
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④原因特定|室外熱交換器2台からの冷媒漏えい
複合的な兆候から総合判断した結果、以下が漏洩原因の主体でした:
- 経年による熱交換器腐食の進行
- フィン周辺の状態変化
- 冷媒圧力低下の再現性
これらの検証により、単純な冷媒補充ではなく、漏れ箇所の是正(修理・交換)が必要と判断しました。
⑤修理方針|再発させないことを前提に工程を組む
本件では以下3点を修理判断の基準としました:
- 漏洩箇所を明確に特定する
- 是正後の状態が長期に維持できること
- 施設の停止リスクを最小化すること
この基準に基づき、室外熱交換器2台の修理工程として冷媒回収・漏洩箇所是正・冷媒充填・試運転までを組み立てました。
⑥作業工程
冷媒系統の状態確認
室外熱交換器の詳細点検
漏洩箇所の特定
冷媒回収作業
室外熱交換器の取り外し
新品熱交換器への載せ替え
熱交換器接続のロウ付け溶接
真空乾燥
冷媒充填と圧力調整
試運転による能力・安定性確認
冷媒回収は専用機器を用いて確実に行い、配管内の残留冷媒を完全に除去しました。
熱交換器交換時にはファン取り外し・内部アクセスを丁寧に行い、溶接作業は確かな気密性を確保しています。
真空乾燥は配管内水分除去の観点から十分な時間を確保しました。
冷媒回収作業











写真は真空乾燥し始めの画像です。
⑦結果確認|夏場でも安定した冷房能力を回復
修修理後の試運転では以下を確認しました:
- 冷媒圧力が安定した範囲に入る
- 冷房能力が正常に回復
- 各系統間の冷却能力差が解消
結果として**「今年の夏は安心して運用できる状態」**にまで冷房性能を回復させ、施設担当者とも状態を共有しています。
⑧判断ポイント|同じ症状を繰り返さないために
以下のような症状がある場合は、既に修理判断が必要な段階に入っている可能性が高いです:
- 夏場になると冷えない
- 毎年冷媒補充を繰り返している
- 冷房能力が不安定で安定運転しない
冷媒補充は応急的な対処であり、原因除去をしなければ同じ症状は必ず再発します。
⑨修理かどうか迷っている方へ
業務用空調機が「まだ動いているから」と先延ばしにすると、最も必要な時期に停止するリスクが高まります。
浜松市周辺で以下のようなニーズがある場合は、現場で数値と状態を確認しながら、根本原因に基づいた修理判断と安定した復旧計画を立てることをお勧めします:
- 冷えない原因を明らかにしたい
- 再発しない修理判断をしたい
- 施設・工場など止められない空調機を使っている
場当たり的な対応ではなく、現場に即した診断と復旧工程設計で対応します。
同様の冷房不良・冷媒漏洩・熱交換器故障でお困りの方は、浜松市を中心に迅速・確実な診断・修理を行っています。安心してお問い合わせください。

