年齢を重ねて思うこと
もうすぐ四十一歳になる。
三十八歳くらいまでは、かなりストイックに筋トレをしていた。
体つきにも自信があったし、体力にも不安はなかった。
それ以前を振り返っても、
空手をしていた頃からずっと、体を鍛える生活が当たり前だった。
気がつけば二十年以上、何かしらストイックに体と向き合ってきたと思う。
だから正直、
多少無理をしても何とかなる感覚が、どこかにあった。
だが、起業してから生活のリズムは大きく変わった。
仕事の比重が増え、体を動かす時間は自然と減っていった。
最初は「今は仕方ない」と思っていた。
仕事が軌道に乗るまでは、体のことは後回しでもいい。
そう割り切っていた部分もある。
だが最近、ふとした瞬間に思う。
前より年を感じるようになってきた。
というより、白髪やシミが目に付くようになった。
鏡を見るたびに、
「ああ、ちゃんと歳を重ねているんだな」と実感する。
年齢のせいもあると思う。
だが、それだけではない気もしている。
体を動かしていない時間が長くなり、
仕事中心の生活が続いていることも、
確実に影響しているはずだ。
若い頃は、多少無理をしても帳尻が合った。
だが今は、無理をすればそのまま積み重なっていく。
それを感じ始めた時、
少し働き方を見直す必要があるのかもしれないと思った。
仕事は大事だ。
だが、体が動かなければ、現場にも立てない。
判断も鈍るし、集中力も続かない。
結局、体は仕事の一部だ。
昔のような体に戻りたいというより、
これからの働き方に合った体の状態を、
もう一度作り直す時期に来ているのだと思っている。
無理を重ねるやり方ではなく、
続けられる形を探していく。
年齢を理由に諦めるつもりはないが、
若い頃と同じやり方を続けるつもりもない。
今の自分に合ったペースで、
もう一度、体と向き合っていこうと思う。
仕事を続けるために、
体を整えることも、立派な仕事のうちだと、
最近はそう感じている。

