【浜松市|業務用エアコン設置|空調設備工事】RC造5階から3Fベランダで天吊形エアコン新設・高所作業車による冷媒配管施工事例
①依頼背景
浜松市内のRC造ビルにて、事務所新設に伴い業務用エアコンの新規設置工事を行った事例です。
既設設備の更新ではなく、室内機・室外機ともに新規設置となるため、配管ルート・施工方法・安全対策を含めた総合的な施工計画が必要な現場でした。
特に室外機設置位置が3階ベランダ、室内機設置が5階となる構造であり、通常のスライダー作業では対応できないため、高所作業車を使用した施工計画で工事を実施しました。
②概要(場所・症状・設備)
【場所】 浜松市内 RC造ビル(8階建て)
【工事種別】 業務用エアコン新設工事
【室内機】 ダイキン製 天吊形業務用エアコン
【室外機】 ダイキン製 業務用空調機
【配管施工】 高所作業車使用
【工事内容】 機器新設、冷媒配管・ドレン配管施工、ラッキング施工、窒素気密試験、真空引き、試運転
③施工前確認
新設工事のため、既設配管は存在せず、配管ルート・支持方法・貫通位置をすべて現地で確認し施工計画を立てました。
RC造建物であるため、コンクリート貫通位置の確認、外壁仕上げへの影響、ベランダ手すりや共用部への安全配慮も重要なポイントとなります。
また、5階から3階ベランダまでの横引き15m+縦引き配管となるため、
配管固定方法・振動対策・保温施工・耐候性を考慮したラッキング仕上げまで含めた施工としました。
④施工上の課題と対策
今回の工事で特に注意すべき点は以下の3点でした。
- 高所作業による安全管理
- 縦引き配管の支持強度と振動対策
- 外観品質を損なわない配管・ラッキング施工
冷媒配管およびラッキング施工はすべて高所作業車を使用して実施し、
無理な身を乗り出す作業や仮設足場に頼らない、安全性を最優先した施工方法を採用しました。
⑤施工方針
施工方針として、以下を徹底しました。
- 天吊形室内機は確実な吊り強度を確保
- 冷媒配管は曲げ回数を最小限にし圧損を抑制
- 屋外縦引き配管は支持金具を適切ピッチで固定
- 保温材施工後に耐候ラッキングで完全被覆
- 室外機設置後は必ず窒素による気密試験を実施
- 真空引き後、冷媒開放・試運転まで確実に実施
見えなくなる部分ほど手を抜かず、長期使用を前提とした施工品質を重視しました。
⑥作業工程
- 室内機吊り位置墨出し・アンカー施工
- 天吊形室内機据付・水平調整
- 室外機3階ベランダ設置・固定
- 高所作業車(約13m)使用による冷媒配管縦引き施工
- 冷媒配管支持金具取付・固定
- 保温施工後、ラッキング仕上げ
- 室内外配管接続・フレア施工
- 窒素ガスによる気密試験実施・漏えい確認
- 真空ポンプによる真空引き
- 冷媒開放・再度接続部確認
- 試運転実施(冷房能力・風量・電流値・異音確認)
高所作業では常に複数名で声掛けを行い、安全確認を徹底しながら施工を進めています。







⑦結果確認
すべての施工完了後、試運転を実施し、冷房能力・送風状態・運転音すべて正常であることを確認しました。
窒素気密試験および真空引きを確実に行っているため、冷媒漏れリスクも低く、安心して使用できる状態でのお引き渡しとなりました。
縦引き配管部も振動・接触箇所がないことを確認し、長期運用を前提とした施工品質を確保しています。
⑧判断ポイント
業務用エアコンの新設工事では、
- 配管ルートを無理なく設計しているか
- 高所作業でも安全な施工方法を選んでいるか
- 気密試験や真空引きといった基本工程を省略していないか
こうした当たり前の工程を、当たり前にやっているかどうかが、施工後のトラブルを大きく左右します。
見た目が同じように仕上がっていても、
内部の施工が雑であれば、数年後に冷媒漏れ・能力低下・振動音といった不具合につながるケースも少なくありません。
設備として長く安定して使うためには、
価格だけでなく、施工内容まで含めて任せられる業者を選ぶことが重要です。
新設・入替を問わず、空調工事でお困りの際はお気軽にご相談ください。

