浜松市で業務用エアコン更新工事|三洋製10馬力ツインをダイキンへ入替

三洋製天カセ5馬力ツインからダイキンEco ZEASへ更新

今回は、既設の三洋製天井カセット形エアコンを、ダイキン製10馬力Eco ZEASへ入れ替える工事を行いました。

既設機は、天カセ5馬力×2台のツイン構成です。
室外機側は既設配管を流用できる内容でしたが、室内機側は開口寸法、吊り位置、冷媒配管の径と接続位置が変わるため、単純な入替では済まない工事でした。

天井ボードの追加開口、ワイドパネルの取付、冷媒配管の手直しまで含めて、既設設備との取り合いを確認しながら施工を進めました。


工事概要

今回の工事内容は、以下の通りです。

  • 既設機:三洋製 天カセ5馬力×2台ツイン
  • 新設機:ダイキン製 10馬力 Eco ZEAS
  • 室内機:開口寸法、吊り位置変更あり
  • 室内側:ワイドパネル取付による追加のボード開口
  • 冷媒配管:6分から5分へ変更、接続位置変更あり
  • 室外機:既設冷媒配管を流用・保温材補修、テープ巻き仕上げ
  • 真空乾燥、ガス漏れの有無確認、試運転調整を実施

今回は室外機側よりも、室内機側に手間のかかる更新工事でした。


現地確認

現地確認では、既設機の設置状況、天井開口、吊り位置、冷媒配管、ドレン配管、室外機まわりの配管ルートを確認しました。

既設機は三洋製で、新設機はダイキン製です。
同じ天カセタイプでも、メーカーや年式が変わると、本体寸法や吊りボルト位置、配管接続位置が合わないことがあります。

今回も、既設の天井開口をそのまま使って入れ替えることはできませんでした。

室内機側では、開口寸法の違いに対応するための追加ボード開口、ワイドパネルによる仕上げ、吊り位置の変更が必要でした。
さらに冷媒配管も、6分から5分へ変更が必要になります。

現場で確認した時点で、単純な入替ではなく、天井内の納まりまで見ながら進める工事になると判断しました。


施工方針

今回の施工方針は、既設設備を活かせる部分は活かしながら、新設機に合わせて必要な部分を確実に手直しすることです。

室外機側の冷媒配管は流用しますが、室内機側は接続位置と配管径が変わるため、無理な曲げや配管への応力が出ないように取り回しを調整しました。

天井側については、既設開口との差をワイドパネルで仕上げる方針としました。
ただし、ワイドパネルを付ければ何でも隠せるというものではありません。

室内機本体の位置、パネルの納まり、ドレン勾配、冷媒配管の逃げを確認しながら、仕上がりに無理が出ないように施工する必要があります。

天カセの更新工事では、室内機を吊って終わりではありません。
天井内の見えない部分の納まりが悪いと、後から水漏れ、異音、パネルの浮き、配管接続部への負荷につながることがあります。


作業工程

まず既設の三洋製室内機と室外機を撤去しました。

室内機側は、新設するダイキン製室内機に合わせて吊り位置を変更しました。
既設機と新設機で吊りボルト位置が異なるため、室内機が正しい位置に納まるように調整しています。

次に、天井ボードの開口を追加加工しました。
新設機の寸法に合わせて必要な開口を行い、既設開口との差はワイドパネルで仕上げています。

冷媒配管は、既設6分から新設機に合わせて5分へ変更しました。
配管接続位置も変わるため、室内機側で配管の取り回しを調整し、接続部に無理がかからないように施工しました。

室外機側は、ダイキン製10馬力 Eco ZEASを設置しました。
既設冷媒配管を流用し、接続後に保温材の状態を確認しました。

屋外配管については、必要な部分をテープ巻きで仕上げています。
既設配管を流用する場合でも、保温材や仕上げテープが劣化していると、見た目だけでなく結露や保温性能の低下につながることがあります。

配管接続後は、真空乾燥を実施しました。
冷媒配管内に空気や水分が残ると、冷媒回路や圧縮機に悪影響を及ぼす可能性があるため、更新工事では重要な工程です。

その後、ガス漏れ確認を行い、漏えいがないことを確認しました。

浜松市で業務用エアコンの更新工事を実施、更新前の三洋製の室内機
浜松市で業務用エアコンの更新工事を実施、更新前の三洋製の室内機2台目
浜松市で業務用エアコンの更新工事を実施、更新前の三洋製の室外機の様子
浜松市で業務用エアコンの更新工事を実施にて、既設機を取り外している様子
天井開口後、新しい室内機を据え付けた様子
2台目の室内機を据え付けた時の様子
天井裏の室内機ドレン配管の施工状況
更新後の室内機完成の様子
2台目の更新後の室内機完成の様子
更新後の室外機の様子

結果確認

施工完了後、試運転調整を行いました。

室内機・室外機ともに正常に運転し、異常停止や異音はありませんでした。
冷媒配管接続部のガス漏れもなく、真空乾燥、ガス漏れ確認、試運転調整まで問題なく完了しています。

既設配管を流用する更新工事では、新しい機械を取り付けるだけでなく、配管接続部や保温状態を含めて確認することが大切です。
今回は室内機側の開口、吊り位置、冷媒配管の変更が必要でしたが、現場状況に合わせて施工し、正常運転を確認できました。


業務用エアコンの更新工事をご検討の方へ

京匠技研株式会社では、浜松市を中心に、業務用エアコンの修理・空調設備工事・保守メンテナンスに対応しています。

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