空調設備|10㏋水冷エアコン 冷媒回収作業
水冷エアコンの冷媒回収作業を実施しました。
浜松市ではなかなか見ない水冷ですが、名古屋などでは大きい工場で水冷が多数納入されてます。
防爆地域で水冷が適用されることが多かったりします。
この後ろにある黒いグルグルした部品が水熱交換器です。
空冷式と違ってフィンがなく、この鉄管の中に冷媒配管が入っておりその上を冷却水が入っています。
水熱交換器は凝縮器になるので、基本的に熱くなります。
その熱を水で冷やしてその熱を吸収した水がクーリングタワーと呼ばれる冷却塔に運ばれて冷やされまた戻る仕組みです。
水冷エアコンの弱点は、中の冷媒配管がガス漏れすると冷媒系統に水が入り修理不可となることです。
あとは水熱交換内が汚れてくると高圧カットしたり冷却水そのものが夏場暑くて冷えない、冷却水量が少ないと高圧カットします。
水の管理がとても重要なんですが、だいたいどこの現場も放置状態ではあります。
水冷式もなかなか奥が深いのですが、空冷式に代わりつつあり見る機会が減っているので貴重な写真かもしれません。
空調機の修理・洗浄・保守メンテナンス・更新工事をやっております。
エリアは浜松市・磐田市・湖西市あたりとしてます、遠方まで行くとアフターサービスに支障が出るため控えてます。
まだ小さな会社ですが、持てる技術を活かして色んなお客様のお役に立てるよう頑張って参ります。