ビル用マルチエアコン8台入替工事|高天井4.8mでの空調設備工事【浜松市】
今回は、ビル用マルチエアコンの入替工事を行いました。
既設機は、
RSXYP450M、RSXYP335M×2系統。
更新後は、
RQYP450FC、RQYP335FC×2系統へ入替を行いました。
室内機は合計8台あり、天井高は約4.8m。
通常の天井面よりもかなり高い位置での作業となるため、安全面と施工精度の両方を意識しながら作業を進めました。
① ご依頼内容
今回のご依頼は、既設のビル用マルチエアコンを新しい機種へ更新する工事です。
ビル用マルチエアコンは、1台の室外機に対して複数台の室内機が接続されている設備です。
そのため、単純に機器を交換するだけではなく、冷媒配管・ドレン配管・電気配線・系統確認・試運転調整まで、ひとつひとつ確実に確認しながら進める必要があります。
特に今回のように室内機が8台ある現場では、配管接続や配線接続の確認漏れが後々の不具合につながるため、作業ごとの確認を重視しました。
② 工事概要
今回の工事内容は以下の通りです。
- 既設ビル用マルチエアコン撤去
- 新設ビル用マルチエアコン据付
- 室内機8台入替
- 室外機更新・分岐管接続
- 冷媒配管接続
- ドレン配管接続
- 電気配線接続
- 窒素による気密試験
- 24時間放置確認
- 真空乾燥
- 冷媒充填・試運転調整
工期は、
室内機更新を夜間2日間、
室外機更新を1日、
その後、窒素検査を24時間放置確認し、問題がないことを確認してから真空乾燥および試運転調整を行いました。
③ 高天井での室内機入替作業
今回の室内機設置位置は、天井高約4.8mの高所でした。
高所作業車が入れない現場にて、作業には12尺脚立を3台使用し、室内機の上げ下ろしには5.6mまで対応できる気圧式アッパーを使用しました。
高所で重量物を扱う作業では、無理な持ち上げや人力だけでの作業は危険を伴います。
そのため、機器の姿勢を安定させながら、アッパーを使って慎重に上げ下ろしを行いました。
天井が高い現場では、作業者同士の声掛けや位置確認も重要になります。
機器をぶつけないこと、天井材や周辺設備を傷つけないことを意識しながら作業しました。
④ 養生を徹底してから作業開始
室内作業では、まず養生をしっかり行いました。
空調機の入替工事では、機器の搬入出、脚立の移動、工具の使用、配管作業などで、周囲の床や壁、設備に傷を付けてしまうリスクがあります。
そのため、作業範囲を確認し、必要な箇所を養生してから撤去・据付作業に入りました。
見えない部分の施工も大切ですが、現場を汚さないこと、傷を付けないことも同じくらい大切だと考えています。
⑤ 冷媒配管・ドレン配管の接続
新しい室内機を設置した後は、冷媒配管とドレン配管を接続していきます。
冷媒配管は、接続部の施工状態が悪いとガス漏れにつながります。
また、ドレン配管は勾配や接続状態が悪いと水漏れの原因になります。
今回は、既設配管との取り合いを確認しながら、無理な力がかからないように配管ルートを整え、丁寧に接続しました。
特に天井内の配管は、施工後に簡単には見えなくなる部分です。
だからこそ、後から見えなくなる部分ほど丁寧に施工することを意識しています。⑥ 電気配線の接続とルート確認
電気配線についても、ただ接続するだけではなく、配線ルートを確認しながら作業しました。
ビル用マルチエアコンでは、電源線や伝送線の接続が正しく行われていないと、試運転時の通信異常や運転不良につながることがあります。
配線が無理に引っ張られないようにし、今後の点検時にも確認しやすいよう、ルートを考えながら接続しました。
細かい部分ですが、こうした部分の積み重ねが、施工後の安定運転につながります。
⑥ 電気配線の接続とルート確認
電気配線についても、ただ接続するだけではなく、配線ルートを確認しながら作業しました。
ビル用マルチエアコンでは、電源線や伝送線の接続が正しく行われていないと、試運転時の通信異常や運転不良につながることがあります。
配線が無理に引っ張られないようにし、今後の点検時にも確認しやすいよう、ルートを考えながら接続しました。
細かい部分ですが、こうした部分の積み重ねが、施工後の安定運転につながります。































⑦ 窒素による気密試験と24時間放置確認
冷媒配管の接続後は、窒素による気密試験を行いました。
冷媒配管は、施工後すぐに冷媒を流すのではなく、まず窒素を封入して圧力の低下がないか確認します。
今回は、窒素検査後に24時間放置し、圧力低下がないことを確認しました。
この工程は、冷媒漏れを防ぐために非常に重要です。
短時間だけの確認では判断しにくい場合もあるため、時間を置いて圧力の変化を確認することで、施工状態をより確実に確認できます。
⑧ 真空乾燥・試運転調整
窒素検査で問題がないことを確認した後、真空乾燥を行いました。
真空乾燥は、冷媒配管内の空気や水分を取り除くための作業です。
この工程が不十分だと、機器の性能低下や不具合の原因になることがあります。
真空乾燥後、冷媒量や運転状態を確認しながら試運転調整を実施しました。
試運転では、各室内機の運転状態、冷暖房の立ち上がり、異常表示の有無、ドレン排水の状態などを確認します。
更新工事は、機器を設置して終わりではありません。
正常に運転し、問題なく使える状態まで確認して初めて完了となります。
まとめ
今回の工事では、ビル用マルチエアコン8台の入替を行いました。
天井高4.8mの高所作業であり、12尺脚立や気圧式アッパーを使用しながら、室内機の撤去・据付を慎重に進めました。
また、冷媒配管・ドレン配管・電気配線の接続、窒素による24時間放置検査、真空乾燥、試運転調整まで、一つ一つの工程を丁寧かつ確実に施工しました。
ビル用マルチエアコンは、施工後すぐには見えない部分の品質がとても重要です。
配管接続、配線処理、気密確認、真空乾燥といった基本作業を確実に行うことが、長く安定して使用できる設備につながります。
京匠技研株式会社では、浜松市を中心に、業務用エアコン・ビル用マルチエアコンの修理、更新工事、保守点検に対応しております。
同様の空調機更新工事や、老朽化したビル用マルチエアコンの入替をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
