私がなぜ空調はダイキンを勧めるのか。東芝でもいいんじゃないの?何が違うの?
業務用エアコンは、導入時の性能や価格も大事です。
ただ、私が20年この業界で修理・保守・更新に関わってきて強く感じるのは、本当の差は“故障した瞬間”に出るということです。
冷えない、止まる、現場からクレームが入る。
工場・医療・介護・店舗・ビルでは、「いつ直るのか」が最重要になります。
だからメーカー選定が極めて重要です。
見るべきは、カタログよりも次のような点です。
- 窓口が分かりやすいか(たらい回しにならないか)
- 返答が早いか(判断が止まらないか)
- 出動が早いか
- 部品の手配が早いか
- 修理見積の妥当性・透明性があるか
※以下は、エアコン会社の比較です。
修理屋観点から見た私の現場経験に基づく所感です。機種・地域・時期・担当体制によって状況は変わります。
ダイキン:故障時の復旧力が最高ランク☆☆☆☆☆
結論から言うと、私は総合的にダイキンを強くお勧めします。
理由はシンプルで、故障時に「復旧までの筋道」が立ちやすいからです。
元ダイキンにいた人だからダイキンを推すんでしょ?
違うんです。
私の現場感では、ダイキンは
- まず機械の性能がダントツで優秀
- アフターの体制が厚く、動き出しが早い(当日出動、3日以内計上を目指している)
- 部品の手配が比較的スムーズで、翌日に手元に届く。復旧計画が立てやすい
- 消費者にもパーツリストを開示している点は、情報の透明性として非常に評価できます
- コンタクトセンターの導線が分かりやすく、目的別に連絡先が明快
そして対応もとても丁寧 - 対応者からの一次回答が早く、次の判断が止まりにくい
デメリットと言えば、他社より比較的価格が高級ということです。
そして、コンパクトを追求するがゆえの修理がなかなか大変ということです。
空調は「いつ壊れるか分からない機械」です。
だからこそ私は、“冷暖房が使えない時間を最短にできるメーカー”を優先して考えています。
それは何よりもお客様のためなんです。
三菱電機:まずまずかと。☆☆☆~☆4
次に評価が高いのは、私の感覚では三菱電機です。
メリットは、ダイキン工業より価格が安いことにあります。
アフター対応も比較的堅実で、安心感があります。
修理屋観点で言うと、室外機はシンプルな構造なので修理しやすいです。
一方で、故障時の修理費用が比較的高めに出る傾向を感じる場面がありました。
部品の納期も、案件によって2日~1週間程度の幅が出る印象です(状況によります)。
三菱重工:悪くはないが ☆☆
三菱重工も「対応が悪い」という話ではありません。
ただ、私の現場では、とにかく良く壊れる印象が残っています。
また、機種によっては能力の割にサイズが大きく、更新や設置条件で配慮が必要になるケースもありました。
ここはシリーズや用途で評価が変わるため、導入前の確認が大切だと感じています。
パナソニック:正直お勧めしない☆+0.5
パナソニック(旧サンヨー)については、現場によって委託先(協力会社)が対応に入るケースがほとんどかと。
業者観点での私の経験では、メーカー対応として来た方が、元請け飛ばして客先に直接見積を出したことがありました。
正直、あれで印象が一気に悪くなりました。
問い合わせ窓口も、目的の部署にたどり着くまでに時間がかかると感じる場面がありました。
東芝:導入の敷居は低いですが、全くお勧めしない ☆
東芝は機械の価格が比較的手頃で、導入のハードルは低いと思います。
ただ、私の経験では故障時に、
- 修理見積が高く感じるケースが多い
- 見積内容の精度にばらつきを感じることがある
- 修理対応までの日数がかかるケースがある(人がいないから一ヶ月とか言う時もあった)
- 窓口の導線がとにかく分かりにくい。目的部署にたどり着くまでかなりの時間を取られストレスになる
業者の私らですら、たらい回しに遭う。
これが重なると現場はなかなか地獄です。
復旧が長引きやすいと感じました。
空調は、どのメーカーでもいつか壊れます。
だから私は、メーカー選定が何よりも重要と認識してます。
- 早く判断できる
- 早く出動できる
- 早く部品が入る
- 早く復旧できる
この積み重ねが、結果的に“冷えない日を減らす”ことにつながります。
その観点から、私はダイキンを強く推します。
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