いただいた言葉の重み
先日、
これまでお世話になってきたご担当者の方から、
とてもありがたい言葉をいただいた。
「木下さんがいなかったら、今の空調は成り立っていなかった」
「いつでもどんな時でも迅速かつ丁寧に対応してくれた」
「このようなパートナーには中々出会えない」
そんな言葉だった。
私はこういう言葉をいただくたびに、
嬉しい、という気持ちだけでは終わらない。
むしろ先に来るのは、
身が引き締まるような感覚の方かもしれない。
空調の仕事は、
ただ機械を直せば終わり、ではない。
止まったら困る。
暑さや寒さに困る。
営業に影響が出る。
施設の利用者様に負担がかかる。
現場にはいつも、その先の“困り事”がある。
だから私は、
機械だけを見て仕事をしているつもりはない。
その向こうにいる人や、
その場所が止まらずに回ることまで含めて、
仕事だと思っている。
「迅速に対応する」
「丁寧に対応する」
言葉にすると当たり前のことだが、
実際にはそれを継続するのは簡単ではない。
夜でも、休日でも、
現場が動いている限り、
空調のトラブルは待ってくれない。
体力的に厳しい時もある。
予定が詰まっている日もある。
すぐに原因が見えない難しい故障もある。
それでも、
その場その場でできる限りの判断をして、
できるだけ早く、できるだけ確実に応える。
その積み重ねしか、
本当の意味での信頼にはならないのだと思う。
今回いただいた言葉は、
私にとってとても大きかった。
長く現場をやっていると、
うまくいったことより、
判断に迷ったことや、
もっとできたのではないかと思う場面の方が記憶に残る。
だからこそ、
こうして言葉にしていただけることは、本当にありがたい。
ただ、
こういう言葉は“ゴール”ではない。
むしろ、
これからも同じようにやれよ
と言われているのに近い気がしている。
一度評価していただいたからこそ、
次も同じように応えなければならない。
それが信頼であり、
仕事の怖さでもあり、
やりがいでもある。
派手なことをしたいわけではない。
ただ、困った時に思い出してもらえて、
呼んでよかったと思っていただける存在でありたい。
それが私にとっての理想だ。
技術があることは大事だ。
早く動けることも大事だ。
けれど最終的に残るのは、
「この人に任せてよかった」
という感覚なのかもしれない。
昨日いただいた言葉を、
ただ嬉しかったで終わらせず、
これからの自分への責任として受け取っておきたい。
これからも、
一件一件の現場に対して、
変わらず誠実に向き合っていこうと思う。

