設備用エアコン オーバーホール ファンモーター及び室外熱交換器2台交換作業
浜松市の工場にて、設備用エアコンのオーバーホールを実施しました。
今回は、ファンモーター及び室外熱交換器を2台交換しました。
対象機器は、工場で使用されている大型の設備用エアコンです。
そのため今回は、室外熱交換器を交換し、気密試験、真空乾燥、冷媒充填、試運転確認まで行いました。
① 依頼背景
工場で使用されている設備用エアコンにて、オーバーホールによる修理対応を行いました。
設備用エアコンは、一般的な店舗用エアコンや事務所用エアコンよりも能力が大きく、部品も大型になります。
室外熱交換器も重量があり、交換には冷媒回収、部品の取り外し、配管接続、気密試験など、複数の工程が必要です。
今回は、室外熱交換器を2台交換する内容で作業を行いました。
② 作業概要
今回の作業概要は以下の通りです。
対象機器:ダイキン工業製 設備用エアコン リモートコンデンサー型
設置場所:工場 屋上
内容:長年使用によるオーバーホール
作業内容:室外熱交換器2台交換、ファンモーター交換
付帯作業:冷媒回収、ケーシング・モーター取り外し、熱交換器取り外し、熱交換器取り付け、気密試験、真空乾燥、冷媒充填、試運転確認
③ 冷媒回収
まず、機器内の冷媒を回収します。
室外熱交換器を交換するには冷媒回路を開放する必要があるため、作業前に冷媒を回収します。
設備用エアコンは冷媒量が多く、回収にも時間がかかる場合があります。
冷媒回収後、配管内の状態を確認しながら、交換作業に進みます。
④ 室外熱交換器の取り外し
冷媒回収後、ケーシング及びファンモーター、既設の室外熱交換器を取り外します。
設備用エアコンの熱交換器は大型で、周囲の配管や部品との取り合いもあるため、取り外しには注意が必要です。
配管を切り離し、固定部を外しながら、既設の熱交換器を撤去します。
この段階で、接続部や周辺部品の状態も確認します。
今回、35tレッカーを用意して屋上へ搬入搬出しております。
⑤ 新しい室外熱交換器の取り付け
既設の熱交換器を取り外した後、新しい室外熱交換器を取り付けます。
位置を合わせ、固定状態を確認したうえで、冷媒配管を接続します。
冷媒配管の接続部は、運転中に圧力や温度変化がかかる部分です。
そのため、接続不良がないように確認しながらロウ付け溶接作業を進めました。



















⑥ 気密試験・真空乾燥
室外熱交換器の交換後、窒素を使用して気密試験を行います。
冷媒回路を開放した作業では、交換後に漏れがないかを確認することが重要です。
気密試験で漏れがないことを確認した後、真空乾燥を行います。
冷媒回路内に空気や水分が残ると、運転不良や機器故障につながる場合があるため、冷媒充填前の確認は重要です。
⑦ 冷媒充填・試運転確認
気密試験と真空乾燥が完了した後、冷媒を充填します。
冷媒充填後は試運転を行い、運転圧力、吸込温度、吹出温度、室外機の運転状態、異常停止の有無を確認しました。
室外熱交換器を交換して終わりではなく、交換後に機器全体が正常に運転できるかを確認することが大切です。
⑧ 設備用エアコンの冷媒漏れ修理について
設備用エアコンのオーバーホールは、機器を長持ちさせる上で大事な工程となってきます。
特に工場や大型施設で使用されている設備用エアコンは、停止した場合の影響が大きいため、日々のメンテナンスが重要です。
京匠技研株式会社では、浜松市を中心に、工場・施設・法人様向けの業務用エアコン修理、設備用エアコン修理に対応しています。
設備用エアコンのクロスフィン熱交換器の交換、大型空調機の不具合でお困りの際はご相談ください。
