浜松市の工場|40馬力設備用エアコンのオーバーホール・室外熱交換器2台とファンモーター交換

浜松市の工場にて、ダイキン製設備用エアコンのオーバーホールを実施しました。

対象は、工場屋上に設置されたリモートコンデンサー型の設備用エアコンです。長年使用されている機器の整備として、室外熱交換器2台とファンモーターを交換しました。

大型部品の搬出入には35tレッカーを使用。冷媒回収から部品交換、配管接続、気密試験、真空乾燥、冷媒充填、試運転まで行った事例です。

工事概要

項目内容
施工地域・施設浜松市内の工場
対象設備ダイキン製設備用エアコン・リモートコンデンサー型40馬力
設置場所工場屋上
工事内容長年使用している設備のオーバーホール
主な交換部品室外熱交換器2台、ファンモーター
搬出入方法35tレッカーを使用
交換に伴う作業冷媒回収、分解・取り外し、配管接続、気密試験、真空乾燥、冷媒充填、試運転確認

工場屋上の大型部品を、35tレッカーで搬出入

今回の設備は工場屋上に設置されており、交換する室外熱交換器も大型です。部品を交換する作業に加え、交換用部品の搬入と、取り外した部品の搬出が必要でした。

そこで、35tレッカーを用意し、屋上への搬出入を行いました。

屋上設備の整備では、交換部品だけでなく、設置場所や搬出入方法によって工事の範囲が変わります。今回も、機器内部の作業と大型部品の搬出入を含むオーバーホールとなりました。

既設の設備用エアコン室外機外観

室外熱交換器2台の取り外し・交換

室外熱交換器の交換に伴い、まず機器内の冷媒を回収しました。

その後、ケーシングやファンモーターを取り外し、熱交換器と接続されている冷媒配管を切り離して、既設の熱交換器を撤去しました。取り外しの際には、接続部や周辺部品の状態も確認しています。

新しい熱交換器は、取り付け位置と固定状態を確認して据え付けました。続いて既設側の冷媒配管と接続し、ろう付け作業を行いました。

今回交換したのは、室外熱交換器2台です。機器全体を入れ替える工事ではなく、既設設備の部品を交換するオーバーホールとして施工しました。

室外機のヘッドカバーを取り外してファンモーターが見える状態
リモートコンデンサー型の室外機の内部
新品の熱交換器2台
職人が室外機の中に入り冷媒配管を切断する様子
クロスフィン熱交換器を取り外した状態の室外機

ファンモーター交換と室外側の組み立て

室外熱交換器と合わせて、ファンモーターも交換しました。

熱交換器の交換後、新しいファンモーターを取り付け、プロペラファン、ケーシングなどを組み戻しています。

今回の整備範囲は熱交換器だけではありません。冷媒回路側の部品交換と、室外側の送風を担うファンモーターの交換を、同じ工事の中で実施しました。

新品の熱交換器
ロウ付け溶接した冷媒配管の様子
熱交換器を取り付けた後の室外機内部の様子

気密試験・真空乾燥から試運転確認まで

配管接続後は、窒素を使用した気密試験を行い、漏れがないことを確認しました。その後、真空乾燥を実施し、冷媒を充填しています。

冷媒充填後の試運転では、運転圧力、吸込温度、吹出温度、室外機の運転状態、異常停止の有無を確認しました。

今回の工事は、室外熱交換器とファンモーターを交換し、冷媒回路を復旧したうえで、試運転による運転状態の確認まで実施しています。

新しい熱交換器を取り付けた室外機の外観
新しくファンモーターを取り付けた様子
新しくプロペラファンを取り付けた様子
部品交換を完了した室外機の完成の様子

工場の設備用エアコンを、整備して使い続けるために

設備用エアコンの整備を検討する際は、「どの部品を交換するか」に加え、部品の供給状況、設置場所、搬出入方法、工事中に設備を停止できる時間を整理する必要があります。

今回のように、屋上に設置された大型機では、熱交換器などの部品交換に揚重作業が伴う場合もあります。
整備計画を立てる段階で、設備の状態と施工条件を合わせて確認することが大切です。

京匠技研では、浜松市を中心に、工場・施設の業務用エアコン、設備用空調の修理・整備に対応しています。
対応設備やご相談の流れは、業務用・設備用エアコンの修理・故障診断をご覧ください。

大型設備の部品交換については、40馬力設備用エアコンの圧縮機2台交換事例も掲載しています。

オーバーホールや部品交換をご検討の際は、設置場所、メーカー・型式、現在の状態、工事を希望する時期を、分かる範囲でお知らせください。
工場・施設の空調設備に関するご相談は、お問い合わせページから承っています。