【湖西市】ダイキン製10馬力クリスプエアコン修理|水漏れ修理事例|ドレン詰まり除去で再発予防
①依頼背景
湖西市の機械工場にて、業務用エアコンの水漏れ修理を行いました。
対象は、ダイキン製の10馬力クリスプ空調機です。
今回は、室内機まわりから水が漏れているとのことで点検のご依頼をいただきました。
業務用エアコンの水漏れは、冷えない・止まるといった症状とは違い、周囲の床面や機械設備、作業環境に直接影響することがあります。
特に工場や作業場では、水が落ちる場所によっては安全面や生産環境にも関わるため、原因の特定と確実な排水確認が重要です。
今回の機器は、ベルト駆動で送風ファンを回す構造のクリスプ空調機でした。
点検の結果、熱交換器下部に水が溜まり、ドレン出口の詰まりによって排水が追いつかない状態になっていました。
②概要
今回対応したのは、湖西市内の機械工場に設置されているダイキン製10馬力クリスプ空調機です。
症状は、室内機まわりからの水漏れです。
点検時には、熱交換器下部に水が多く溜まっており、本来であれば排水されるべき水がドレン出口からうまく流れていない状態でした。
クリスプ空調機は、一般的な天井カセット形エアコンとは構造が異なります。
今回の機器では、熱交換器下部が実質的にドレンパンの役割をしており、その下部から排水される構造でした。
ただし、ドレン出口の径が小さいため、埃や汚れが溜まると詰まりやすくなります。
水が排水されずに溜まり続けると、最終的に水漏れとして現れます。
今回は、ドレン出口の詰まりを窒素によるエアブローで除去し、その後に水を流して通水テストを行いました。
排水状態が安定していることを確認したうえで、作業完了としています。
③診断
点検では、まず水がどこに溜まっているのかを確認しました。
水漏れ修理では、漏れている場所だけを見ても原因が分からないことがあります。
重要なのは、結露水がどこで発生し、どの経路で排水される構造なのかを確認することです。
今回の機器では、熱交換器下部に水が溜まっていました。
この部分は、実質的にドレンパンとして機能しているため、水が溜まること自体は構造上あり得ます。
しかし、通常であれば溜まった水はドレン出口から排水されます。
今回は、その出口部分で詰まりが起き、排水が追いつかない状態になっていました。
水漏れは、単純に「ドレンが詰まっている」と判断されがちですが、実際には複数の原因が考えられます。
たとえば、以下のような原因です。
- ドレン出口の詰まり
- ドレン配管内の詰まり
- ドレン勾配不良
- ドレンパンの汚れ
- 熱交換器の汚れによる水の飛散
- 断熱不良による結露
- 冷媒不足による凍結後の水漏れ
- 排水経路の施工不良
今回は、現場確認の結果、ドレン出口付近の詰まりが主原因と判断しました。
④原因特定
今回の水漏れは、ドレン出口の詰まりによって排水がうまくできなくなったことが原因でした。
クリスプ空調機のような設備系の空調機では、機器構造によって排水の仕組みが一般的な空調機と異なる場合があります。
今回の機器も、熱交換器下部に溜まった水を小径の出口から排水する構造でした。
この出口が詰まると、熱交換器下部に水が溜まり続けます。
水位が上がると、機器内部からあふれたり、周辺へ漏れたりします。
ドレン詰まりの原因として多いのは、埃、スライム状の汚れ、工場内の粉じん、経年汚れなどです。
特に工場内では、通常の事務所や店舗よりも空気中の汚れが多い場合があり、排水経路に汚れが溜まりやすくなります。
今回も、出口部分の詰まりを除去することで排水状態が改善しました。
⑤修理方針
今回の修理では、ドレン出口の詰まりを除去し、通水テストで排水状態を確認する方針としました。
水漏れ修理では、詰まりを一時的に抜くだけでは不十分です。
詰まりが取れたように見えても、排水経路の途中に汚れが残っていると、すぐに再発する場合があります。
そのため今回は、窒素を使用してドレン出口をエアブローし、詰まりを除去しました。
その後、水を流して排水状態を確認しています。
水を流したときに、途中で止まらず、安定して排水されることを確認することで、作業後の再発リスクを抑えることができます。
ドレン系統の修理は、見た目には地味な作業ですが、確認不足のまま終わると再訪問につながりやすい作業です。
そのため、詰まり除去後の通水確認を重視しました。
⑥作業工程
今回の主な作業工程は以下の通りです。
- 室内機まわりの水漏れ状況を確認
- 熱交換器下部の水溜まりを確認
- ドレン出口の位置と構造を確認
- 排水されていない原因を確認
- 窒素を使用してドレン出口をエアブロー
- 詰まり除去後に水を流して通水テスト
- 排水状態を繰り返し確認
- 水漏れが改善していることを確認
- 作業後の周辺状態を確認
今回の作業では、詰まり除去後に水を流し、排水が安定しているか確認しました。
現行記事にもある通り、約4リットル程度の通水テストで排水状態を確認しています。
ドレン詰まりの修理では、エアブローだけで終わらせると、実際に排水できているか判断できません。
そのため、水を流して確認する工程が重要です。



⑦作業後の確認
詰まり除去後、通水テストを行い、排水状態が安定していることを確認しました。
作業後には、以下の点を確認しています。
- 熱交換器下部に水が溜まり続けていないか
- ドレン出口から正常に排水されているか
- 水を流したときに排水が止まらないか
- 室内機まわりに水漏れが残っていないか
- 周辺への水の飛散や漏れがないか
- 再発しやすい構造的な注意点がないか
今回は、通水確認により排水が安定していることを確認し、水漏れの改善を確認しました。
水漏れ修理では、作業後の確認が非常に重要です。
一度水が流れたとしても、排水経路の一部に汚れが残っていると、時間が経ってから再び詰まることがあります。
そのため、排水の流れ方、溜まり方、出口の状態まで確認して作業完了としました。
⑧業務用エアコンの水漏れで注意すべきこと
業務用エアコンの水漏れは、ドレン詰まりだけが原因とは限りません。
現場では、漏れている水の場所、機器の構造、運転状態、冷媒回路の状態、周辺環境を見ながら原因を切り分ける必要があります。
ドレン詰まり
もっとも多い原因の一つです。
埃や汚れ、スライム状の詰まりによって排水できなくなり、水があふれます。
ドレン勾配不良
ドレン配管の勾配が悪いと、水が流れにくくなります。
設置状況や経年による配管のたわみが影響する場合もあります。
熱交換器の汚れ
熱交換器が汚れていると、水の流れ方が乱れたり、風に乗って水が飛んだりする場合があります。
冷媒不足による凍結
冷媒不足や風量不足によって熱交換器が凍結し、氷が溶けたときに水漏れのような症状が出ることがあります。
断熱不良による結露
ドレン配管や冷媒配管の断熱が悪いと、配管表面で結露し、水が垂れることがあります。
このように、水漏れは「ドレンを掃除すれば終わり」とは限りません。
原因を見誤ると、同じ症状が再発する可能性があります。
⑨このような症状はご相談ください
以下のような症状がある場合は、早めの点検をおすすめします。
- 室内機から水が垂れる
- 床に水たまりができる
- 機械の下が濡れている
- ドレン配管から水が流れていない
- エアコン運転中だけ水が出る
- 冷房時に水漏れする
- 天井内から水が落ちてくる
- 水漏れが何度も再発する
- 工場内の空調機から水が漏れる
- 他業者に清掃してもらっても再発する
業務用エアコンの水漏れは、放置すると建物や設備に影響する場合があります。
特に工場や店舗では、床濡れによる転倒リスクや、商品・機械への影響にもつながります。
湖西市・浜松市周辺で、業務用エアコンの水漏れ、ドレン詰まり、排水不良でお困りの場合は、現場の構造を確認したうえで原因を切り分けます。
⑩まとめ
今回は、湖西市の機械工場にて、ダイキン製10馬力クリスプ空調機の水漏れ修理を行いました。
点検の結果、熱交換器下部に水が溜まり、ドレン出口の詰まりによって排水できない状態になっていました。
今回は、窒素エアブローで詰まりを除去し、通水テストで排水状態を確認しています。
業務用エアコンの水漏れは、単純なドレン詰まりだけでなく、機器構造、汚れ、排水経路、冷媒回路、断熱状態など複数の要因が関係することがあります。
京匠技研株式会社では、湖西市・浜松市周辺で、業務用エアコン、設備用エアコン、クリスプ空調機、ビル用マルチなどの修理・保守点検に対応しています。
水漏れ、排水不良、異音、冷えない、止まるといった症状がある場合は、現場状況を確認したうえで、修理・保守・更新工事の方向性を整理してご提案します。
同様の症状でお困りの方へ
湖西市・浜松市周辺で、業務用エアコンの水漏れ修理、ドレン詰まり、排水不良でお困りの方は、京匠技研株式会社へご相談ください。
単に詰まりを抜くだけでなく、機器の構造や排水経路を確認したうえで、再発しにくい状態を目指して対応いたします。
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