浜松市 介護施設で業務用エアコン修理|室内機凍結による熱交換器交換を実施
浜松市の介護施設で業務用エアコンの水漏れ修理を行いました
浜松市内の介護施設様より、業務用エアコンの室内機から水漏れがしているとのご相談をいただきました。
対象はビル用マルチエアコンです。
5台接続されている室内機のうち、1台だけ熱交換器に異常な結露と凍結の跡が出ていました。
水漏れと聞くと、まずドレン詰まりを疑います。
ただ、今回の症状は通常の排水不良とは少し違いました。
室内機全体が冷えすぎており、停止中にも冷媒が流れ込んでいる可能性があったため、冷媒回路側の不具合を疑って点検を進めました。
ご依頼内容
場所:浜松市内 介護施設
対象設備:業務用ビル用マルチエアコン
症状:室内機からの水漏れ、結露
確認内容:5台マルチのうち1台のみ熱交換器に結露・凍結
原因:電子膨張弁の内部リーク
介護施設では、空調の不具合が入居者様の生活環境に直結します。
水漏れが続くと、床濡れによる転倒リスクや衛生面の問題にもつながるため、原因をはっきりさせたうえで修理する必要があります。
点検で確認したこと
現地で確認すると、問題の室内機は、熱交換器に強い結露と凍結の跡がありました。
通常の水漏れであれば、ドレンパンやドレン配管の詰まり、勾配不良、汚れによる排水不良を確認します。
しかし今回は、排水だけの問題ではなく、熱交換器そのものが冷えすぎている状態でした。
ビル用マルチエアコンは、1台の室外機に複数の室内機が接続されています。
そのため、他の室内機が運転しているときに、本来は止まっている室内機側へ冷媒が流れ込むと、熱交換器が過度に冷えて結露や凍結が発生することがあります。
今回の原因は、室内機側の電子膨張弁の内部リークでした。
弁が完全に閉じきらず、停止中の室内機にも冷媒が流れ込んでいたことで、熱交換器が冷えすぎて水漏れにつながっていました。
修理方針
今回の不具合は、ドレン清掃や応急処置で直る内容ではありません。
水漏れの原因が排水側ではなく、冷媒制御側にあったため、電子膨張弁を含む熱交換器の交換が必要と判断しました。
業務用エアコンの水漏れは、見えている水だけを止めても原因が残っていれば再発します。
特に今回のように、室内機全体が結露している場合や、停止中にも冷えている場合は、冷媒の流れ方を確認する必要があります。
今回行った作業内容
今回の修理では、以下の作業を行いました。
・冷媒回収
・室内機分解
・熱交換器取り外し
・新品熱交換器への交換
・ドレンパン、電装部品の復旧
・真空乾燥
・冷媒充填
・試運転、動作確認
熱交換器交換を行うため、まず冷媒を回収し、室内機を分解しました。
ドレンパンや電装部品を取り外し、熱交換器を入れ替えて復旧しています。
室内機の内部は配線や部品が密集しているため、外す順番や復旧時の収まりにも注意が必要です。
特に介護施設での作業では、作業範囲の養生、工具や部品の置き場、施設内の動線にも気を配りながら進めました。
👉 業務用エアコン修理のご相談は随時対応しています。
現地調査・修理作業の様子
以下は、今回の現地調査および修理作業の様子です。
介護施設という施設特性を踏まえ、
入居者様の安全確保と生活動線への配慮を最優先に作業を行いました。









熱交換器交換後の確認
熱交換器を交換したあと、真空乾燥を行い、規定量の冷媒を充填しました。
その後、試運転を行い、冷房・暖房の動作、結露の再発、異常停止の有無を確認しました。
交換後は正常に運転し、水漏れの再発もありませんでした。
今回のような症状は、表面的には「水漏れ」に見えますが、実際には冷媒制御部品の不具合が原因でした。
ドレン詰まりだけを見ていると、原因にたどり着けないケースです。
まとめ
今回は、浜松市内の介護施設で発生した業務用エアコンの水漏れ修理事例でした。
原因は、室内機側の電子膨張弁内部リークです。
停止中の室内機に冷媒が流れ込み、熱交換器が過度に冷やされたことで、結露と凍結が発生していました。
水漏れという症状でも、原因はドレン詰まりとは限りません。
室内機全体が結露している、停止中なのに冷えている、同じ場所で水漏れを繰り返すといった場合は、冷媒回路や制御部品の確認が必要です。
浜松市周辺で、介護施設・工場・店舗・事務所などの業務用エアコン水漏れ、結露、凍結、冷え不良でお困りの場合は、京匠技研株式会社までご相談ください。
現地の状況を確認し、原因の切り分けから修理・更新の判断まで対応いたします。

