浜松市の施設で業務用エアコン修理|15馬力ビル用マルチのU0エラー・室外熱交換器ガス漏れ交換

浜松市の施設で15馬力ビル用マルチエアコンの修理を行いました

浜松市内の施設様より、業務用エアコンが正常に冷暖房できないとのご相談をいただきました。

対象は、15馬力のビル用マルチエアコンです。
現地で運転状態を確認したところ、冷暖房の能力が落ちており、冷媒不足を示す U0エラー も確認しました。

U0エラーが出ている場合、単純に冷媒を補充すれば一時的に運転することはあります。
ただし、冷媒が減っている原因を確認しないまま補充だけを行うと、時間が経てばまた同じ症状が出ます。

今回は、冷媒漏れの可能性が高いと判断し、漏れ箇所の確認から進めました。


ご依頼内容

場所:浜松市内 施設
対象設備:15馬力 ビル用マルチエアコン
症状:冷暖房能力の低下、異常表示
確認した異常:U0エラー
原因:室外熱交換器からの冷媒漏れ
修理内容:室外熱交換器交換

15馬力クラスの空調機になると、施設全体の空調環境に関わるため、故障したまま放置すると利用者様や職員様の環境にも影響します。

そのため、今回は応急的なガス補充ではなく、漏れ箇所を確認したうえで根本的に修理する方針としました。


点検で確認したこと

現地調査では、まず運転状態と異常履歴を確認しました。

冷媒不足を示すU0エラーが出ていたため、冷媒系統に異常があると判断しました。
冷媒漏れの場合、漏れている箇所を特定しないまま冷媒を追加しても、根本的な修理にはなりません。

そこで、窒素を使用した加圧漏れ検査を行い、漏洩箇所を確認しました。

検査の結果、室外機の熱交換器から冷媒漏れが発生していることを確認しました。

室外熱交換器からの漏れは、漏れ箇所や状態によっては補修が難しい場合があります。
今回は機器の状態、漏れの場所、今後の再発リスクを考え、室外熱交換器を交換する判断としました。


同様の症状でお困りの場合

※室外機からの冷媒漏れが原因の場合、
単純にガスを補充するだけでは、根本改善にならず再発のリスクが高まります。

原因の特定と、正常稼働を確保する根本対応の判断が重要です。
👉 大規模設備でも安心してご相談ください。


修理方針

今回の修理では、室外熱交換器を交換するため、冷媒回収を行ったうえで室外機を分解しました。

15馬力の室外機は部品も大きく、作業スペースの確保が重要になります。
熱交換器の取り外しでは、配管の切り離し、部品の取り外し、復旧時の収まりまで確認しながら作業する必要があります。

また、冷媒回路を開放する作業になるため、交換後の真空乾燥、冷媒充填、試運転確認まで確実に行うことが重要です。

今回行った作業内容

今回の作業内容は以下です。

・冷媒回収
・窒素加圧によるガス漏れ検査
・室外機の分解
・室外熱交換器の取り外し
・新品熱交換器への交換
・冷媒配管の復旧
・ケーシング復旧
・真空乾燥
・冷媒充填
・ダイキンビル用マルチチェッカーによる試運転確認

冷媒漏れ修理では、部品を交換して終わりではありません。

配管接続部の復旧、気密、真空乾燥、冷媒量、運転データまで確認して、初めて修理完了と判断できます。

浜松市の施設で15馬力ビル用マルチエアコン修理を行う室外機
ビル用マルチエアコン室外機の熱交換器を交換する前の様子
室外機を分解し冷媒配管を切り離した様子
職人が室外機の移設作業をしている様子
室外機をセットバックさせた時の様子
冷媒漏れ修理で取り外した室外熱交換器
15馬力ビル用マルチエアコンの室外機を分解した状態
新品の熱交換器の様子
新品の室外熱交換器を組み込む15馬力ビル用マルチエアコン
室外熱交換器交換後に冷媒配管を復旧した室外機内部
マニホールドゲージを取り付け室外機の圧力を測っている様子

室外熱交換器を交換

漏れが確認された室外熱交換器を取り外し、新品の熱交換器へ交換しました。

室外熱交換器は、冷媒と外気の熱交換を行う重要な部品です。
ここから冷媒が漏れると、冷暖房能力が落ちるだけでなく、圧縮機にも負担がかかります。

特にビル用マルチエアコンは、複数の室内機を1台の室外機で制御しているため、冷媒量の不足や圧力状態の乱れが他の室内機にも影響することがあります。

そのため、冷媒漏れが確認された場合は、ガス補充だけで済ませず、漏れ箇所を特定したうえで修理することが大切です。

真空乾燥・冷媒充填・試運転確認

熱交換器交換後、冷媒配管とケーシングを復旧し、真空乾燥を行いました。

冷媒回路を開放した作業では、配管内に空気や水分を残さないことが重要です。
真空乾燥が不十分なまま運転すると、冷媒回路内の不具合や圧縮機への負担につながる可能性があります。

その後、規定量の冷媒を充填し、ダイキンビル用マルチチェッカーを使用して試運転確認を行いました。

運転データ、冷暖房状態、異常表示の有無を確認し、正常に復旧していることを確認しました。

まとめ

今回は、浜松市内の施設で発生した15馬力ビル用マルチエアコンの修理事例でした。

原因は、室外熱交換器からの冷媒漏れです。
冷媒不足を示すU0エラーを確認し、窒素加圧漏れ検査で漏れ箇所を特定したうえで、室外熱交換器を交換しました。

業務用エアコンの冷暖房が効かない、U0エラーが出る、冷媒不足の表示が出る場合、単純なガス補充だけでは再発することがあります。
特に施設や工場、店舗などで使用している空調機は、停止すると業務や利用環境に影響するため、原因を確認したうえで修理することが重要です。

浜松市周辺で、業務用エアコンの冷暖房不良、U0エラー、冷媒漏れ、ガス漏れ、室外機の熱交換器交換でお困りの場合は、京匠技研株式会社までご相談ください。
現地の状況を確認し、漏れ検査から修理・更新判断まで対応いたします。